ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4384012hit]

■高校女子選手権関西予選準々決勝(代表決定戦)日ノ本ー奈良育英 大商ー和北(10月26日)
序盤、大商が押し込み、和北が引く。大商のU−18代表・三浦の左足ビルドアップやQ中山の力強いキックが光る。そして和北だが、I坂田が前線で守備をサボる。そして持つと圧倒的なスピードとテクニックで突破を仕掛けてくる。まあ右利きのメッシのイメージ。この突破があるから守備が免除されるのだろう。7分、大商L清水が裏を取り決める。1−0。10分、大商D谷村が右で1対1、仕掛けて左隅へ。2−0。11分、C市政が左クロス、J藤根が左足、決まって3−0。13分、L清水の左パスをD谷村右フリー、右隅に決めて4−0。17分、F大井のスルーパスL清水からH嶋林落としD谷村決めて5−0。25分、D谷村の右クロスをH嶋林ニアで逸らし6−0。27分。和北40mFK、C干野ロングシュート、無理やり一本打っておこうというものでGK楽々キャッチ。28分、裏へ、D谷村GKかわし流し込む。7−0。30分、左CK、B常田菜がヘッドで決める。8−0。31分、左クロスをD谷村、ファーで押し込む。9−0。直後にすぐD谷村の右クロスをH嶋林ニアで決める。10−0。34分、和北I坂田、右から強引に突破、ゴールライン際から角度のないシュートか、味方へのパスか、とにかくGK抑える。決定機。これもワールドカップ決勝でメッシが右を突破して深くから折り返したシーンを思い出させる。スーパープレーだった。前半は10−0。

シュート数17(12)対2(2)CK数7対0、GK数0対4、クロス13対0。シンプルにサイド攻撃を続けた。H嶋林は長身で身体も強いが、強引に撃たないため前半2得点に終わった。むしろ両サイドがよく点を取っている。長身CBコンビの三浦・中山は技術的にも安定。和北ではC干野が左利きで走り回って展開する。I坂田をメッシとすれば、干野はマスケラーノ。

ハーフタイムで大商D谷村→A久保田晴香。37分、H嶋林の右クロスをF大井合わせるが外れる。決定機。37分、B常田菜の右クロスをF大井ファーで決める。11−0。39分、左クロスのクリアミスをF大井左上に決める。12−0。41分、スルーパスにG常田麻1対1を決める13−0。44分、右パスF大井前全開で狙うがシュート弱い。超決定機。47分、I三浦、強力ロング右上を襲うがGKキャッチ。48分、大商B常田菜→㉙川相愛里。右サイドバックにそのまま入るがCBQ中山が左サイドバック、左サイドバックC市政がCBに。50分、大商、左CK、F大井ループで14−0。和北E上野がゴールキックを蹴っている。52分、㉙川相の浮き球クロスをファーでG常田麻押し込み15−0。54分、スルーパスにA久保田がGKと1対1、GKにぶつける。超決定機。54分、その右CKでファーのF多いヘッド、決まって16−0。56分、左クロスにI三浦がワントラップで軽くDFを外し、決める。17−0。ちなみにこの時間帯大商は↓の感じ。

大商
−−−常田麻−大井−−− 
−−−−−−−−−−−− 
久保田−三浦−林−−本田 
木村−中山−−市政−川相 
−−−−−垣内−−−−− 

65分、右CKのこぼれをP本田決める。18−0。65分、P本田が決めて19−0。ちなみにこの時間帯、2時間に一本のバスに乗るため、いい位置で観てないので不確かです。66分、㉙川相、67分、F大井が決めて21−0で終了。大商学園が全国への最後のイスを決めた。

シュート数は後半30分までで17対0、ゴールキックは0対9、クロス数11対0。大商攻撃陣ではH嶋林が中心だと思うが、長身で身体も強いのに強引さがなくシュート打たない。むしろ囮に大井が撃っていた。嶋林のシュート意識が改善されなければ、全国でも押し込みながら決められない展開も考えられる。I三浦は別格です。長身でクレバーで左足の展開力と確実なキープ、得点力。進路は慎重に決めてほしい。大学なら即レギュラーだ。


[5]続きを読む

10月27日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る