ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミア西 東山ー名古屋 高校女子選手権京都大会決勝 精華−京都橘
MF 4 駒谷早紀 3年
7 金塚咲恵 2年
16 小路葉都紀 2年
8 中松瑞月 3年
9 谷口木乃実 3年
FW 19 山下えりい 2年
精華は勝てると踏んでテスト的な起用と思われる。橘で驚いたのは声がよく出ていること。闘志が前面に出ていること。あまり具体的な指示は少ないが、とにかく戦う意思は伝わってきた。全国に出ていた時の、あの同好会的なチームが……と驚きを禁じ得なかった。精華は一人一人のボールタッチが多く、ゆっくりした展開。C駒谷やF金塚のところでボールが持てるので、長身ポストプレーヤーR山下を警戒するとサイドが空く。そこに突破力のあるO小路とH谷口がいるのでサイドで1対1になると立花は分が悪い。かといってR山下は一人二人で抑えられるわけではないので、橘は4−4のブロックを作って守備に徹する。精華は両サイドバックが効果的な上がりを見せられず、攻めが中央に偏ってしまい、攻撃が薄い。しかしロングパスを織り交ぜ、大きな展開もあるところが技術自慢にありがちな狭い攻撃になることを防いでいる。
10分、精華、右60度FK、H谷口が右足で左上に決める。1−0。シュートスピード自体はそれほどでもなかったが正確なコントロールシュート。16分、精華、H谷口、ペナ内左で鋭いターンからシュート、橘GKナイスセーブもこぼれをO小路押し込む。2−0。24分、精華R山下、正面で受けてターン、右に回り込みながら強引にシュート、決まって3−0。27分、精華、ベンチの指示で布陣変更。↓の通り。
精華
−−−−−山下−−−−−
−谷口−−中松−−小路A
−−−前澤−−金塚A−−
西村@藤本@−前川@駒谷
−−−−−井藤@−−−−
色々適性を見ているのだろう。いずれにせよテスト的な試合運びということはよくわかる。前半は3−0で終了。
この時点で橘の「5点差負け」の可能性を考える。前半から走らされているし、スタミナ的には厳しかろう。攻撃に行きたい前線と、大敗は避けたい守備陣の間で意識の乖離が起こり、バランスが崩れるかもしれない。しかし万一前半のペースのまま持てば、精華がベストではないにせよ、戦えるチームの誕生となる。無責任なギャラリーとしては常に鮮烈な輝きを持つ新星の登場に期待するものだから。厳密にいえば全国経験のある橘は新星じゃないが。
後半も橘は守備重視の戦い方。無理に攻めて3点差を追いつく意思はないようだ。それでいいと思う。重要なのは戦いきることだ。声も出ている。40分(35分ハーフ)、精華R山下キープから落とし右パスをファーでH谷口?シュート、決まって4−0。42分、誰か(見えず)シュートが決まり5−0。43分、精華B西村→D山下玲奈(1年)、C駒谷→M木原杏(1年)。ベンチの指示で3バックに変更。なお45分にもO小路→P内田七彩(1年)。まとめると↓の通り。
精華
−−−−−山下えA−−−
−谷口−−−−−−内田@
金塚A前澤−中松−山下玲@
−−木原@前川@藤本@−
−−−−−井藤@−−−−
50分、たぶん山下玲奈が右からブルドーザードリブル、左隅に決めて6−0。52分、精華E前澤→I園田瑞貴、N藤本那奈→Q岩崎里奈(2年)。↓に見える。
精華
−−−−−山下えA−−−
−谷口−−−−−−金塚A
園田−中松−山下玲@内田@
−−木原@岩崎A前川@−
−−−−−井藤@−−−−
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09月20日(土)
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