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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアWEST第12節 G大阪ー東福岡
さて後半開始。東福岡はシンプルなサイド攻撃から中でつなげるサッカーになる。前半は囮役の多かった中島も絡みだす。47分、G大阪M妹尾ミドルも正面。ヒガシも左クロスをH木藤がな流れた所を追って、右クロスにC加奈川がヘッドも上に外れる。56分、ヒガシ、I中島のスルーパスにO山根が抜けかけるが、G大阪B前谷のスライディングタックル。59分、ヒガシF増山がG大阪㉔初瀬を寄せ付けず右突破、シュートは外れる。G大阪もI岩本のがタメてL吉村右クロスもカットされる。61分妹尾が引いて受けてキープしてスルーパスにH燒リ突っ込むもGKキャッチ。決定機。G大阪は妹尾が良く下がってボールを受けて、変化をつけて燒リの突っ込む力を活かしている。平尾もどんどん飛び出す。そして岩本はパスセンスでチームを操る。63分、G大阪H燒リが左を突破しループ、右に外れる。決定機。64分、G大阪I岩本のスルーパスにM妹尾突破を仕掛けるが、ここはヒガシD小笠原がカット。しかしヒガシのCB陣は岩本からのスルーパスを受けた妹尾や平尾相手には大苦戦。ギリギリで止めているが。65分、G大阪H燒リ左クロス、一度カットされるが、跳ね返りをファーを狙う、これはヒガシGK脇野がスーパーセーブ。バネのあるいいジャンプだった。65分、ヒガシO山根→G坂井翔太。67分G大阪J平尾の左シュート、右に外れる。68分、ヒガシH木藤→㉑藤井慶樹。F増山CFに。藤井は右のハーフ。しかしG大阪はこの時間帯、落ち着いていた。75分、G大阪J平尾→F嫁阪翔太。77分M妹尾→Q中村文哉。ヒガシは中でつなげるのだが、前半のようにサイドでの突破もなくなり、クロスを上げられず、決定的なパスが出てこない。㉑藤井は恐ろしく俊足だが、スペースがなければ苦しいタイプのようだ。81分、ヒガシJ赤木→㉔星本憲杜。右ハーフに入り㉑藤井が左に回る。83分、ヒガシF増山が前線で巧みなキープも最後囲まれてどうにもならない。86分、G大阪H燒リ→松岡秀平。守備固め。87分、ヒガシA姫野→S餅山大輝。長身FWを入れて放り込みを狙う。星本・加奈川・小笠原の3バックへ。90分、G大阪L吉村→N山中海斗。90分、ヒガシ、加奈川に警告。G大阪F嫁阪の左突破を故意に倒す。48分、ヒガシ、左クロスのこぼれを左ミドル、右に外れる。決定機。94分、G大阪Q中村に警告。ヒガシのFKを蹴り出す。結局2−1でタイムアップ。G大阪が逃げ切った。

後半のシュート数は4対5、CK数1対2、GK数4対3(ちなみにこのあたり公式記録と大きく違う)、オフサイド数4対0、クロス数4対5、ファウル数5対6、ヒガシが攻めていたのか、G大阪が攻めさせてカウンター狙っていたのか……。まあ両者自分の狙い通りの試合をできる相手じゃないので妥協点上での試合運びとなる。G大阪が一枚上だったが、ヒガシも全国制覇にふさわしいを示した。CBは相手がG大阪でなければ鉄壁の力だったかもしれない。近藤大貴はよく覚えておこう。ヒガシでは一番目立っていたし、ミスが少なく、かといって堅実なだけでもなく大胆なプレーも見せたし、守備時の間合いの取り方もよかった。中島は前半は目立たなかったが、後半は決定的な仕事を見せた。市丸とのフィジカル差を活かし、圧倒的にキープした。両サイドも前半はよかった。これだけ強ければ選手権も楽しみ。夏冬連覇が大いにありうると思う。

一方のG大阪ではI岩本がマン・オブ・ザ・マッチだと思う。決定的なパスを連発。そして貪欲に狙う意欲に欠ける選手というイメージを覆す飛び込み。見事だ。妹尾は近藤の両脇のギャップを狙った。頭脳的なプレーだった。アタッカー陣の突破力もさすが。初瀬はいい選手だが、身体を作らないとこのレベルでは苦しい。そして市丸もなかなかパワーが付かないな。決定的なパスも出せなかった。市丸はプロが射程圏内の選手だが、とにかくパワーが難点だ。初瀬もG大阪のトップはともかく、ほかのJ2クラブなら狙えると思うのだが、やはりパワーを何とかせねば。とは言え、G大阪のプロ候補生がいいところを見せて満足でした。


公式記録

09月07日(日)
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