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サッカー観戦日記
by T.K.
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■総理大臣杯準々決勝 専大ー法大
ハーフタイム、専大、㉕濱上→P私市、L平信→M佐藤。50分、法大35mFK、㉕西室がずらしA永戸が狙うが壁。51分、専大、左50度40mFK跳ね返す。53分、左サイドを割りそうなボールを専大がスライディングで無理に残すが、拾ったのは法大、G三田のスルーパスをH相馬が1対1、オフサイドにもならず流し込む。0−1。繋ぎにこだわる専大らしいミスだった。56分、法大Q鈴木→I高橋。61分、カットからI高橋ミドルは正面。17分、専大、スルーパスが左のG星野に通り左クロス、フォローからI仲川が突っかけるも左クロスはカット。63分、専大、右のI仲川に二人来るのを見て戻しA北爪アーリークロス、GKファンブル、G星野ミドルはブロック、さらに北爪右アーリークロスにD小口シュートもブロック。64分、専大、右CK、I仲川のキックをB萩間ヘッドは弱くGK正面。決定機。法大GK四宮は小柄だが大学でレギュラーを取るだけあって指示を出せて、技術的にも高いキーパー。67分、法大カウンター、G三田から左フリーの㉘柳沢へ、タッチ大きい。GKクリア。決定機。68分法大㉘柳沢→D山口。柳沢は力強くて粘り強くて大胆でキック精度もいいというなかなかの好選手。上のレベルでもみたい。70分、法大E星→M白石。ここからの20分間は語り継がれるべき内容だった。専大のパスワークが大学サッカーとしては観たこともないくらい速くなる。判断もパススピードも圧倒的に早い。第1試合の関大の支配力も高かったが、まるでパススピードも違う。関東と関西のレベル差とかそういう次元ではない。専大は関東優勝とか大学サッカーの頂点を狙うとか、そんなものではなく、遥かに高いレベルを目指している。星野・北出・私市の中盤が高速パスで相手を振り回し、法大は自陣に引いて粘り強く追い掛け回す。76分、専大、仲川カットインシュートは正面。決定機。78分、法大㉕西室→N黒柳。専大D小口に警告。右クロスのこぼれに詰めて遅れて足に入る。80分、専大F北出→R深澤。法大D山口に警告。故意のハンド。88分、専大、I仲川が高速右突破からクロスもカット。直後にも仲川がカウンターから突っかけシュートはブロック。90分、専大、左クロスにI仲川こぼれを右クロスもGKキャッチ。専大、結局は追撃及ばずタイムアップ。

後半シュート数4対6、CK数3対1、GK数4対1、クロス数11対3、ファウル数9対7、FK数2対2。専大の強さは恐るべきレベルだった。これほど圧倒的に支配力のある大学チームがあっただろうか?仲川は圧倒的だったが、ワンマンチームではなく、法大の徹底マークを見るや、引きつけて味方を使った。星野とか北爪も相当なレベルの選手だと思う。小口も今後が楽しみ。北出は高速パスワークの要だったし、萩間は完成度の高いCBだった。プロには何人も進むのではないか?そしてこの専大相手に守り切った法大の粘り強さも見事。大番狂わせには違いないが、レベルの高い練習をしているからだろう。特に法大は関東2部だから、普段は支配して攻撃重視のサッカーだろうから。

双方GKの声は見事。専大の福島は大きなミスが2回あったが、普段は安定しているらしい。

公式記録

08月13日(水)
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