ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4382549hit]
■クラセン関西勢展望
山口−−東A−加古−藤谷A
−−−−−吉川−−−−−
神戸 クラブユース選手権関西予選 対G大阪戦
米澤−−−安井@−−石川?
−−−中井−−中坂A−−
−−−−−金田A−−−−
山口−−東A−加古−松村
−−−−−吉川−−−−−
圧倒的な支配力からサイドを崩してチャンスを量産できる。ただし決定的なストライカーがおらず、押し込みながら点が取れない。長身CBコンビとスピードあふれるSBコンビを擁するバックラインはおそらく全国でも最強だろう。インサイドの支配力も圧倒的で、中井と中坂はいくらでもボールを回せ続ける気配がある。全国でもどこが相手でも支配は出来るだろう。あとは決め切れれば優勝できる。カウンターを食らい数的不利に陥るのが負けパターン。中井なんかは大学でも即Aチーム入りのレベルなのだが、注目選手からは外させてもらった。
注目選手
DF 藤谷壮(2年・178/62)
抜群のボディバランスで当たりに強く、前傾姿勢のオーバーラップが光る右サイドバック。一瞬のスピードも加速力にも恵まれ、アップダウンの繰り返しもいい。また状況判断にも優れ、SBとしておおよそ欠点がない。ユース年代の選手を褒めずぎるのは配慮不足かも知れないが、市川大祐以来の日本サッカーが生んだ大型右SBと言っても過言ではない。
DF 加古晴也(3年・180/77)
いかにもセンアーノ出身らしい強靭なフィジカルを活かした相手FWにのしかかる様なヘッドの強さと圧倒的なパワー、そして強烈なキックを活かしたロングフィードと、ロングFKが主な武器。地上戦にも強い。スケールの大きさから言って、トップ昇格すると思っているのだが。
DF 山口真司(3年・170/57)
スピード豊かでアップダウンのスタミナにも恵まれ、カットイン多用の前方の米澤が空けたスペースに侵入する。左足で決定的なクロスやサイドチェンジもある。低重心で守備時にも地上戦は圧勝できる。この選手もトップ昇格レベルだと思う。身体改造に成功すれば将来のトップのレギュラーはもちろん、A代表も狙える。タイプとしてはG大阪の藤春に似ている。
FW 米澤令衣(3年・176/65)
エースストライカー。左からカットインか、中井に当ててワンツーでタテに抜け出すか、結構ワンパターンなのだが、分かっていても相手は突破を許してしまう。つまり絶対的な自分の形を持っているということだ。ワンパターンも極めれば王道だ。そして抜群の決定力。神戸の優勝は彼にかかっているといって過言ではない。
★センアーノ神戸 監督
5−0フジタ 9−0FC大阪 2−4姫路 8−0神戸FC 9−0枚方FC 3−0Wizards 7−0姫路
センアーノ 対姫路戦 クラブユース選手権関西予選 街クラブ決勝
−−−藤本−−平谷充−−
−−−−−−−−−−−−
奥田−吉武−関澤−平谷成
−揚−西本−−清水−吉永
−−−−−大汐−−−−−
街クラブと言ったらひ弱なイメージがあるだろうが、センアーノには当てはまらない。むしろ予選では圧倒的なパワーが光った。清水・西本のCBコンビは圧倒的な高さでゴール前の防空戦に完勝できる。中盤は攻守を締める吉武から右の平谷成、左の奥田がパワーを活かしたカットインを連発、あたりをもろともせず前線に決定的なパスを送る。Jユースとも互角に渡り合う戦力はある。実力的にはプリンスリーグレベル。
注目選手
DF 西本昌平
左足ロングフィードで攻撃の第一歩となるCB。高さにもパワーにも優れ、Jユース相手に押し込まれても耐えることもできるだろう。
MF 吉武駿平
強靭なフィジカルで中盤を締めるボランチ。その重心の低い当たりで次々と奪い、左足フィードで前線に出したり、大きく展開するなど、攻守のキーマン。またよく声の出る主将でもある。
MF 平谷成矢
サイドに君臨し、ノーステップでサイドチェンジを決めたり、パワードリブルでこじ開けたりとチャンスを量産し、自ら決める力を持つ。
FW 藤本玲央
[5]続きを読む
07月15日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る