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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会女子決勝 精華−日ノ本
36分(後半1分)、左スペースで受けたI園田からR山下へシュートは右隅もGKキャッチ。38分、日ノ本Q藤尾が切り込み、マイナスの右クロスR目原シュート、GKに当てる。超決定機。39分、日ノ本、スルーパスにR目原、GKと1対1、右に外す。超決定機。44分、日ノ本C渡部から裏を取ったR目原へ、シュートはセーブ。決定機。45分、日ノ本F平塚がDFと1対1、シュートはブロックされ右CKへ。47分、日ノ本I八坂の左FKがファーm枠をとらえ、精華DFが苦しい体勢でクリアするもニア方向に飛び、頭に当たって跳ね返ってオウンゴール。0対2。日ノ本Q藤尾→G鈴木綾華(3年 156/53)給水タイムを挟んで、日ノ本B國武→N小松優希(2年 162/53)。精華@高野→K井藤菜月(1年 162/54)。当たってるGKを下げたということは勝負は決まったという判断か?それとも流れをガラッと変えたい?精華はF金塚は両足を駆使したキープとドリブルをサイドで見せるが、すぐに囲まれ、守備意識も低いため、裏を狙われ続ける。57分、日ノ本、右スペースの裏をH池尻が突き、切り返し2発から中へ入れるがR目原の前でカット。59分、精華G中松→C駒谷早紀(3年 158/51)。左ウイングバック。F金塚がボランチへ。I園田がトップへ。山下が2列目。最も攻撃力のある2トップに変更。しかし日ノ本H池尻が右裏を突き、クロス、中でカット。63分、日ノ本D稲田、H池尻→P世瀬芽衣子(2年 159/49)M原優香((2年 156/49)。原がいきなり右裏のスペースを突きフリーでクロス、G鈴木ヘッドはGkセーブ。超決定機。66分、日ノ本N小松が右から突っ込み精華C駒谷が後方から倒しPK。これを小松自らが左上隅に決めて0−3。67分、日ノ本A竹村→K黒田桂子(2年 169/60)68分、精華L田畑→㉒大前菜々子(2年 172/56)。日ノ本R目原が右裏を突き、クロスに正面20mフリーをI八坂が左に外す。決定機。73分、精華I園田が奪いR山下ボレーも右に外す。決定機。結局0−3で日ノ本が快勝した。

後半のシュート数は2対9、GK数6対1、クロス数1対7、結局3バックの裏を狙われ、精華は中盤も支配できず、攻められ続けた。持ち前の細かいサッカーを披露するスペースを全く与えてもらえなかった。パワー差も大きくて、むしろ3失点で済んのだはGK高野の大活躍
によるところが大きい。前半は1対1で抜かれない守備力で凌いだが、後半はスペースを使われてしまった。とは言えF金塚、H谷口、I園田は数少ないチャンスでセンスを見せた。3バックもよく食らいついた。全国で再びベスト4までなら狙えるでしょう。

日ノ本は全国制覇を狙える。というか常盤木と並ぶ本命でしょう。後半から出たR目原はスピードタイプの1トップで、J大竹とR目原はロンドン五輪代表(候補)では大迫と永井の関係に似ている。レベルの高い1トップ争いになりそうだ。一人一人のキック力があり、視野も広いので誰かにマンマークをつけてもどうにもならない。守備力は判らなかったし、高さもないけど、精華の谷口と園田は全国トップクラスのアタッカーなので、彼女たちを封じた、ということは、一定のレベルには達していることを示す。中盤の守備力も高いし、まず間違いなく全国でも上位に入ってくるでしょう。



この後男子の決勝もあったが、モチベーションが盛り上がらないのと体調がイマイチなので帰った。京都勢同士の決勝で総体予選決勝と同じカードというのもある。加えて京都橘が一人を除いて登録選手が全員3年生で、引退前の記念試合みたいな印象もあったからだ。結局延長で京都橘4−2立宇治だった。

06月23日(月)
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