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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体大阪予選男子決勝リーグ 金光−阪南大高 桐蔭ー大塚
MF 7 神田瑛志郎 165/62 3年 伊賀フットボールクラブ
17 坂之上倖輝 181/62 3年 奈良YMCA
8 久保田和音 172/62 3年 FC豊橋デューミラン
26 伊藤怜惟
FW 10 奥田陽太 170/65 3年 生駒スポーツクラブ
11 立花凌 166/60 3年 城南FC
大塚 監督:三宅誠
GK 1 高山
DF 14 二川アツヒロ
18 奥野コースケ
17 ゴウダタクミ
3 石村カイ
MF 16 川崎セイヤ
8 藤江竜也 3年 明治池中
7 海堀良祐 3年 FC平野
6 石村成穀 3年 富田林一中
FW 11 竹原シンヤ
10 池田智基 3年 両国FC
立ち上がりすぐ、あまりのパワー差に唖然とする。桐蔭が身体を入れると大塚はどうすることもできず、クサビのボールには前を向かさないことで精いっぱい。決して大柄ではない桐蔭2トップがパワーでも高さでも勝ち、大塚は人数をかけて守るしかない。桐蔭は中盤がP坂之上が潰し屋として圧倒し、久保田和が下がったり上がったりとフリーに動きゲームを作る。圧倒的なゲームメイクセンスで支配する。大塚は技術面でも劣勢で、左利きでスピードとこまかいパスのあるJ竹原とシュートに持っていく形のあるI池田にすべてを託す。ただ決勝リーグ4校では明らかいに大塚の実績が劣るため、ほかの3校とすれば、勝たねばならないプレッシャーはあるだろう。10分、桐蔭G久保田和が左からカットイン、ミドルは正面。13分、G久保田和のスルーパスにF神田から左のJ立花クロスはカット。決定的。その左CKをB上加世田が入れてシュート、こぼれをG久保田和が左クロスをカット。大阪桐蔭は徐々にシュートの雨を降らせるが、何故か枠に飛ばない。20分、I奥田がクサビに入りF神田左クロスJ立花シュートはかろうじてブロック。桐蔭A小川にはロングスローがある。24分、I奥田が裏を取り18mシュートはわずかに上。決定機。25分、F神田カットインからミドルは左に外れる。決定機。27分、FKを放り込み、高さで勝ってG久保田和が右足アウトで合わせるがGK正面。超決定機。28分、I奥田が切れ込みG久保田和がミドルも左に外れる。決定機。29分、右クロスにP坂之上が高いヘッドもわずかに上に外れる。決定機結局前半は0−0。
シュート数11(3)対1(1)、GK数1対7、クロス数9(3)対0。全てにおいて桐蔭が圧倒していた。大塚はソリッドな守備で対抗し、FWは激しく追わず、パスコースだけ限定する程度。スタミナも消耗しておらず、面白い展開。桐蔭はとにかくシュートが枠に飛ばなかった。
39分(後半4分)、桐蔭、左CKで上加世田の入れたボールはクリアされ後方に戻されるがそこから左のJ立花がクロス、G久保田和がゴール正面でフリーになり、至近距離でヘッド、決まって1−0。直後にもB上加世田の放り込みにP坂之上が落としJ立花シュートも右に外れる。決定機。桐蔭A小川→Sが左ハーフに入り、F神田が左サイドバックに下がる。42分、右CKでB上加世田のキックに正面でI奥田ヘッド、決まって2−0。2点ともマーク外し田時点で決まり。シュート自体は外す方が難しい。12分、大塚が初のCKも逸機。給水タイムを挟んで56分、桐蔭㉖伊藤→㉒がFWに。I奥田が右ハーフへ。大塚J竹原が素晴らしいターンから左足スルーパスもF海堀がクロスをミス。直後に桐蔭がG久保田和が裏を取り右シュートもGKスーパーセーブ。決定機。63分、大塚E、J→C、H。69分、大塚O→K。70分、桐蔭、B上加世田が裏へのパス、J立花1対1をループで決めて勝負あり。というか、大塚が2点を返せる可能性はすでになかった。71分、桐蔭@→㉔。GKの交代。しかし72分、大塚40mのロングシュートをGK弾き、詰めたI池田が蹴りこむ。GK痛恨のキャッチミス。結局桐蔭が3−1で勝ち、全国への可能性を広げた。
後半のシュート数は11(5)対2(2)。大塚のシュート2本とはロスタイムの可能性がないはずのロングとそれに詰めたシュートのことで、まったくのワンサイドだった。
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06月01日(日)
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