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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第4節 びわこ大−大教大 関学大−大産大
後半開始、いきなりL曽根田が裏を取り1対1を決める。しかし判定はオフサイド。DFが一人残っていたのだが……。53分、右CKに㉗竹内ヘッド、高いが上に外れる。54分、大教大A長谷川のクロスをJ中村が落とし再び長谷川シュートはブロック。58分、大教大J中村が足裏タックルで1発レッド。あまりに軽率だし、両者の力の差や戦術的に見て、これは大教大が「詰んだ」と思った。60分、G細川→㉜谷本。1トップに入り、H堀江が右のハーフ。谷本はある程度の高さと抜群の懐の深さとシュート技術を持つ逸材。たぶん大教大では一番才能があるんじゃないかな?ほかの大学でもやはり入学即Aチーム入りしていたと思いますよ。63分、びわこ大J三輪が右から突っ込みペナ内で倒れるが、これはダイビング。大教大バックパスをQ熊田がカット、右へだしL曽根田がクロス、これは何とかカットし右CKへ。大教大㉖久瀬の判断の早いクロスに㉜谷本が再三勝つシーンが見られる。体の使い方もうまい。大教大に入ったということは教員志望なんだろうけど、順調に伸びればプロも狙える選手だ。65分、びわこ大GKがL曽根田へ、右クロスはQ熊田へ、シュートはDFがかろうじてクリア。超決定機。68分、びわこ大C青山の右クロスをQ熊田ボレー、バーをたたき正面からL曽根田が決める。4−1。これで完全に勝負あり。この時間帯、びわこ大はクイーンの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」を控え部員の一人がタモリのごとき偽英語で歌い、「ウィー・アー・ウィー・アー・びわこ」と全員で歌う。それに受けた大教大の控え部員が合わせて「ウィー・アー・ウィー・アー・大教」と歌う。72分、大教大D田中の左クロスを㉜谷本がニアでピンポイントのヘッドも左ポストをたたく。谷本の得点センスが現れたシーン。決定機。76分、びわこ大J三輪→㉒井ノ内、大教大F高見→㉒平井。大教大C亀岡のパスミスを奪ったQ熊田が右シュート、GKのわきを抜くが戻ったDFがカバーしてクリアする。決定機。81分、K久保が左シュート、GKナイスセーブかと思ったら判定ゴールキック。決定機。83分、びわこ大K久保→H峯崎、大教大㉖久瀬→N本坊。86分、びわこ大L曽根田→35阪口。88分、びわこ大H峯崎、左で1対1、右に切り返しシュートは右に外れる。決定機。92分、びわこ大H峯崎がタテに仕掛け左クロスを㉟阪口流し込む。5−1。94分、大教大D田中の左クロスにN本坊がニアでヘッドもGKセーブ。決定機。結局5−1で終了。
戦術上の幅が狭い大教大は油断から勝ち越されて苦しくなった。3点目を奪われ、ほぼ勝機がなくなり、退場者を出してからは絶望的だった。バックラインはなかなかいいけど中盤は運動量以外武器があまりなかった。㉖久瀬がただ一人突破力があるくらいで、それも何人も交わすほどではないので、谷本のところまでボールが来なかった。びわこ大では曽根田の存在感が圧倒的だった。彼はプロを狙えるんじゃないかな?後半のシュート数は10(6)対4。とても勝負にはならなかった。とにかく大教大は90分間守り続ける意識が大事だ。ハイプレスに行く時間帯と引いて守る時間帯を使い分け、ロースコアゲームに持ち込む。それしかないんじゃないかなあ?
第1試合がどうにも燃えない展開だったので、コーヒーを飲み、気合を入れて第2試合に臨む。好調同士の対戦だし、外れはないと思いつつも。結果的には当たりだった。両校の主将は金光大阪の元チームメイトで、関学大・福森は先日J2大分への入団が内定したばかり。J1ならなかなか試合に出られないだろうし、かといってあんまり弱いチームというのもステップアップが難しい。その意味ではJ2上位で育成の定評のある大分はいい選択をしたと思う。個人的には大学出身者は基本的にJ2に行くべきだと思ってるし。特に福森は今年の関西ナンバーワンプレーヤーだと思っている逸材だから、J1のベンチで腐らせたくない。
関西学生リーグ第4節
関西学院大学−大阪産業大学
堺S1 4月26日 14時 ピッチ良 晴れ
関学大 大産大
−−−−−呉屋B−−−− −−−森脇−−樽谷−−−
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04月26日(土)
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