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サッカー観戦日記
by T.K.
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■大垣フェスティバル アカ福−岐阜工 履正社−香川西
履正社は関西プリンスに上がって来た選手権全国ベスト8チーム。香川西もプリンス四国上位常連であり、好勝負を期待していた。しかし1分。履正社24番の足元に入り、ポストから右の20番へ。右上隅に決めて1−0。履正社は今年も徹底的に繋ぐチーム。そのキーマンがレフティーのボランチ26番だ。展開力とキープ力に秀で、相手の寄せが甘いと2人をかわす力もある。香川西がすかさずトップ下26番をマークに行かせると。48番と44番が受けに来て組み立てる。こうなると香川西は21番と38番が下がるようになり、攻撃に絡みづらくなる。21番はサッカーセンス抜群で、攻撃時には積極的に突っかけ、アクセントになるが、攻守に負担がかかりすぎる。しかも履正社は24番が最前線で起点になれるだけでなく、サイドに流れてタメを作ったりと柔軟な攻撃で、香川西は対抗できない。6分には左寄りで受けた24番がシュートも右に外れる。超決定機。香川西30番は素晴らしいドリブラー。しかし孤立していて厳しい。21分。履正社20番が右クロス、香川西DFがペナ内で辛うじて触り、ボールが浮くが、これを履正社24番が超反応で打点の高いオーバーヘッド! 決まって2−0.大抵の選手なら生涯ベストゴールクラスですよ。反射神経と身体能力があってのゴール。香川西はダイヤモンド型の中盤が守備に追われ、攻撃にならない。26番は守備専用のトップ下としか思えない。履正社26番は左足FKや右コーナーも蹴るなど、キック精度が抜群。後は守備力がどのくらいか見たかったが、この試合では分からない。香川西は選手のポテンシャルはあるが、チームの完成度が低いので、プリンスの序盤は苦労するだろう。
後半4分、履正社、交代出場の56番が決めて3−0。これで完全に勝負あり。その後も履正社が攻め立て、香川西が耐える展開。16分になったところで、バスの時間なので会場を後にする。
10分で着くバス停には岐阜駅行きのバスと、笠松駅行きのバスがあるが、ギリギリで岐阜行きを逃した。10分の目算は甘かった。10分ほど待って笠松行きに乗車名鉄特急に乗って、岐阜駅に着きJRに乗り換えるが、強風のため大幅に遅れている。さらに岐阜・滋賀県境が吹雪いていてストップも頭をよぎったが、まあ普通に走って米原へ。雪も収まり、無事に帰宅するのだった。
03月21日(金)
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