ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4379917hit]

■プレミア西 C大阪−G大阪
−−−−−林A−−−−−

このやり方だと、スルスルっと上がって攻撃に絡む市丸の持ち味は出ないし、ガツンと当たるパワーも無いので1ボランチの守備も不安だし、好みじゃない。燒リ1トップもポストプレーヤーじゃないので、1点ビハインドでC大阪が引いて守れば、スピードを生かすスペースも与えられないし。ゲームメイク能力の高い井手口と岩本のインサイド、スピード豊かな小川と平尾の両サイドという強みを出したかったのだろう。しかしこの時間帯、C大阪24前川の圧倒的なスピードが威力を発揮する。何度も仕掛け、G大阪は右サイドが混乱。83分、G大阪S岩本→M嫁阪。86分、G大阪I井手口、力強いキープからコントロールシュートもGK齋藤キャッチ。C大阪もG大阪GK林が前に出ているのを見て24前川がロングループ、上に外れる。92分、C大阪H大津→S岸本。その直後岸本が右不覚まで突破、マイナスの折り返しをニアL阪本があわせてとどめの3点目。3−1となり勝負あり。

後半はC大阪のほうがずっとよかった。シュート数は6対6と五分だが、ファウル数は9対5。C大阪が守備で奮闘し、G大阪を潰しまくった証左だ。大津はハイボールのコントロールが抜群で、大雑把なボールも上手くコントロールした。そしてスピード豊かな周囲の選手を活かした。ボランチ陣は潰し屋に撤し、前線にすばやく出した。守備陣も庄司を筆頭によかった。もはや庄司は完全に守備の中心だな。ロングフィードも向上したが、ターゲットが大津だから納まった部分がある。大津はG大阪のCB陣を圧倒した。

トップ昇格はC大阪が丸岡一人、G大阪は内田と小川、それに井手口が飛び級で上がるようだ。この日の内田は攻撃面で特徴が出なかったが守備は安定した。小川はどこでスピードを活かすか。小川や井手口はトップですぐ出られる選手じゃないし、内田にせよ藤春という強敵に勝たねば出られない。どう育てるのだろう。丸岡も攻撃力を高めなければいけないだろうな。守備力は既に十分な力がある。

11月30日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る