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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権大阪大会準決勝 興國−履正社 金光−仰星
履正社E松岡左CK、クリアをE松岡左クロス、H福田ヘッドもGKキャッチ。64分、左タッチライン際からの多田の左FKの流れからB長尾落としG多田シュートも弱くGKキャッチ。64分、興國、左CKF中村の右足、逸機。この時間帯、興國が再び支配し始める。67分、スルーパスにI金が左から仕掛け、ペナ内で倒れるがPKならず。履正社もI石川のスルーパスにD安田前空いて右足シュート、右に外れる。決定機。69分、興國G吉田に警告。体ごとぶつかるラフプレー。70分、履正社O林、右シュートも弱くキャッチされる。72分、履正社、右FKE松岡のキックにB長尾ファーでヘッド、外れる。決定機。79分、興國J亀井に警告。80分。履正社I石川のスルーパスにM川畑に通りかけるがスライディングタックルでカットされ右CK。G多田のキックが大外でO林のヘッドが決まり。0−1と履正社は決定的な先制点!ここで興國M武村→H田中優一、F中村→25??ジョウィ。パワープレーのロスタイムに中にこぼれQ古川スライディングシュートで蹴りこむ。1−1。結局80分間では決着つかず1−1で10分ハーフの延長へ。

パワープレー要員を投入した興國がどうバランスをとるか注目される。パワープレー要員を2人入れたということは、通常のサッカーではバランスを失い不利に働く。とりあえず布陣は以下のとおり

−田中−−ジョ−−−金− 
−−−福田−−塩見−−− 
−−−−−吉田−−−−− 
亀井−北谷−−柴崎−上須?
−−−−−柴本−−−−− 

延長は履正社が支配し、興國はロングボールサッカー。ジョウィが異常に高い。しかしチャンスにはならないまま、88分、J亀井→C岡田。終了間際、履正社E松岡の放り込みに福田GKのファウルし2枚目の警告で退場。交代出場選手でありながらあまりに軽率なオフェンスファウルでの退場……。もう少し慎重にやれば履正社が押していたのに。延長前半終了。

延長後半、履正社O林→崎山大輝。94分、履正社左CKで松岡がゾーンで守る興國の裏をかき直接狙うがキャッチ。98分、履正社Q田中→R岡本。終了間際履正社@久松→22安川魁。明らかにPK戦用キーパー。結局決着つかず引き分け。決勝はPK戦の結果に委ねられた。なお、興國は前の試合でPK戦のデータを与えている。

履正社、I石川、成功。逆を突いて右。
興國、 E塩見、失敗。左ポスト。GKも読んでいた。
履正社、E松岡、失敗。右に飛ぶがセーブされる。
興國、 R岡本、成功。逆を突いて右に決める。
履正社、R崎山、成功。右上。
興國、 I金、失敗。左足で左ポストに当てる。
履正社、C岡田、成功。逆を突いて右に決める。
興國、 B柴崎、成功。逆を突いて右に決める。
履正社、A小川、失敗。左上をセーブされ、バーに嫌われる。
興國 G吉田、失敗。上にはずす。

結局PK戦は3−2で履正社が勝利。決勝へ進出した。

履正社は強いです。パスを回す能力は大阪桐蔭にも引けを取らないし、ロングパスもあるのでいくらプレスをかけても取れない。またゲームを80分トータルで考えているので焦らず回し続けて相手の消耗を待つ。興國のパスワークも奪う位置が低いばかりに履正社の前で回すしかなかった。I石川という決定的な存在もいるし、なかなか楽しみなチームです。

興國はCBコンビの守備面での固さが目立った。北谷はロングキックの精度が低く、守備力はあれだけずば抜けているのにな……と思った。もっともロングフィードは練習次第で伸びるし、ストロングポイントである守備力を横浜FMで鍛えて、昔はロングフィードがまるでだめだった中沢祐二がそれなりにこなせるようになったコツを聞けばいいんじゃないでしょうか?金はやはり2トップ向きの選手だと思った。仕事を限定するとプレーの幅の広いこの選手の持ち味は薄れますね。中村はとても上手いです。大学でも即Aチームには入れるでしょう。



高校選手権大阪大会準々決勝
金光大阪高校−東海大仰星高校
キンチョウ 11月10日 13時30分 ピッチ良 曇り時々雨



金光           仰星

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11月10日(日)
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