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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西最終節 弘陵−一条(前半)滝二−初橋(後半) 近大附−大阪桐蔭
前半終了時点で1−0。星野。35分でF李→E千葉涼介。ハーフタイムでH増田→Q八木脩斗。

前に見たときには谷本が力強いポスト役&フィニッシャーで、星野がレフティーで切り込みチャンスを作る役割分担かと思っていた。しかし後半から観る限り、星野は左ハーフとしてチャンスメイク、そしてセットプレーの左足キッカーを担当。谷本は圧倒的な力強さがある。体重はそれほどでもないのだが、体の使い方が上手い。やはり今年の滝二はこの二人が凄い。52分、滝二O岩本→L岩井健人。55分、カウンターから滝二サイドチェンジ、L岩井が中に入れてI谷本がよく決める。2−0。60分、初橋A浜本→K梶川恭佑。初橋は以前にも思ったが、個々の能力は高い。キーパーP立川は雰囲気がある。和歌山北のキーパーと同じくらいポテンシャルあるかも。完成度は低いが。22永見は相変わらず無理につなごうとする傾向があるが、左足キックは正確だし、寄せ方も上手い。C島田はつぶせるし、E末吉は俊敏なドリブラー。しかし全体に噛み合っていない。役割分担が明確で全員がやるべきことを理解している滝二に比べ、組織力にかなりの差がある。60分、滝二バックパスをCBのど真ん中で初橋J稲葉がカット。GKと1対1も当ててしまう。超決定機。GK杉本も冷静な対応だった。その直後の61分、滝二I谷本が中でフリー、1対1をGKP立川がセーブ。超決定機。67分、滝二I谷本→23横浪直弥。初橋J稲葉→F原田雄暉。この原田は受け方が抜群にいい。直後に滝二E千葉の右CKが中でこぼれて24山崎蹴り込む。3−0。給水タイムを挟んで68分、初橋G古川→Q前田碧斗。75分、初橋F原田が右から切れ込み左足ミドル!右隅に突き刺さり3−1。素晴らしいスーパーゴールでしたね。直後にC島田→L南秀樹、H松本→I江野優真。78分、スルーパスからQ前田右シュートも浮く。決定機。82分、滝二、J星野、左から突っ込みシュートのこぼれをQ八木が蹴り込む。4−1。85分、滝二J星野→22松山大成。初橋E末吉はこの時間帯でも素晴らしい加速力。89分、初橋23渡辺持ち上がり前線へ大きく出す。オフサイドポジションの選手を囮に自ら追いつき右シュート、決まって4−2。結局滝二が4−2で勝利した。しかし神戸弘陵も勝ったため、兵庫県リーグへ降格?が決まった。優勝阪南大高と2位の神戸弘陵が来年度のプリンスリーグ関西参入戦への進出が決まった。

公式記録


1部の前に状況を整理しよう。まずプレミアリーグ参入戦への進出チームの上位3枠は大阪桐蔭・京都橘・東山で確定している。そして優勝争いだが、大阪桐蔭が京都橘を勝ち点差1でリード。3位東山も桐蔭から勝ち点3差に詰めているが、得失点差から言って逆転優勝は厳しい。そして桐蔭と橘だが得失点差では橘が大幅リード。したがって桐蔭が負け、橘引き分けなら橘が優勝となる。それ以外なら橘は勝った上で桐蔭が引き分け以下なのを祈るのみ。桐蔭は勝てば自力優勝となる。ただし最終戦の相手は高校総体大阪予選準々決勝で引き分け、PK負けで全国への道を立たれた近大附である。近大附は選手権予選をにらんで真剣に戦うのか、消化試合として戦うのか、この点もポイントとなる。



プリンスリーグ関西1部最終節
近畿大学附属高校−大阪桐蔭高校
堺S2 13時30分 ピッチ良 晴れ

近大附          桐蔭
−−−−谷−−田上−−− −−−田中−−木下−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
下田−黒岡−−京井−川上 神田−川口−久保田A綱島
瀧川A鈴木A−弓場−山室A小川A佐野−−瀧田−上加A
−−−−−川路−−−−− −−−−−石原A−−−−


近大附 監督:山田稔
GK  1 川路雄太  187/72 3年 盾津東中
DF  2 弓場令央  174/63 3年 SC大阪エルマーノ
   12 鈴木直也  174/62 2年 柏原SC
   23 瀧川侑   178/67 2年 近大附中
   24 山室修平  168/64 2年 岩田FC
MF  5 黒岡篤史  168/60 3年 千里丘FC
    6 京井奎樹  172/60 3年 セレッソ大阪U−15

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10月06日(日)
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