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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会第1日 阪南大高−一条 東山−奈良育英 女子 八商−精華
立ち上がりから東山が圧倒的に支配。M鎌田が前線でタメを作り、決定的なパスを出す。長身だがCKを蹴るだけの精度。奈良育英はCFタイプのQ有本が競り負け大苦戦。やっぱりD茨木が逸材だな。高く強くフィードができる。C吉村もなかなか。データ上有本のほうが体重はあるのだが、競り方の差がありすぎる。9分、東山、広報からの浮き球パスをM鎌田がペナ内で前向きでピタッとトラップ、DFをかわし前を向いて右隅に流し込む。1−0。12分、東山のE木原からのフィードをM鎌田が再び前向きでトラップ、こちらはタッチが伸びてGK押さえる。奈良育英は圧倒的な劣勢が止まらず、上間先生が怒鳴りっぱなし。21分、G藤本→L川葡シ央。FWに入り、H細野が左ハーフへ。奈良育英R梅津に警告。故意に倒す。30分、東山、右に開いたM鎌田が突破を図り、一人かわして2人目を抜けず、戻る。そこで2人をひきつけてタメてR小野に戻し、右クロス、S井村がファーに飛び込み2−0。奈良育英はオフサイドのアピールだが、明らかにオフサイドではない。34分、東山、左CKから中につなぎM鎌田が直接狙い、セーブ。その左CKでショートからM鎌田が左足クロスにC吉村がヘッド、外れる。超決定機。結局前半は2−0で終了。

前半のシュート数5(3)対1(1)、CK数3対1.GK数2対1.クロス数3(2)対2、ファウル数5対3。まあ力の差がありすぎた。奈良育英は気迫も足りない。全国高校総体出場を決めて燃え尽きたのだろうか?どうやって一条に勝てたのだろうか?

35分ハーフの後半に入る。40分、カウンターからM鎌田の左クロスをR小野がドフリーを決める。3−0。10分、奈良育英H細野→I道満奏太。左ハーフ。直後に道満左クロス、GKキャッチ。弱い。16分、奈良育英G藤本→O木下拓海。右ハーフに入り、M森本がFWに。17分、東山・誰か→L長束剛志。20分、誰か→25守屋諒。奈良育英S 
竹中→?。本部がテントの陰に隠れてよく見えなかった。27分、東山、右80度30mFK、M鎌田とG中出が構え、先に助走した中出が素通りしてM鎌田が軽く中出に出し、右クロスにC吉村ヘッド、ワンタッチあって右CKへ。いつの間にか奈良育英B平良が右ハーフ、J島田がRB。31分、東山25守屋が左から切り返し、シュートは右のコーナー直撃。決定機。34分、東山?→B種村。結局3−0でタイムアップ。

力の差がそのままスコアに現われた。後半はシュート数も少なく、おとなしいゲーム。鎌田は超高校級の選手だと思うが、どのポジションで育てるのだろう。この日のようにトップ脇?それともボランチ?ボランチの方が向いていると思うが、本来キャプテン北村がいるし、下級生の間に色々なポジションを経験するのは悪くない。その上で来年チームを引っ張って、上のカテゴリーでどこを選ぶかだ。奈良育英はCB陣とGKは高かったが、細かい崩しに弱かった。有本も起点になれず。気迫がなかったから力が出なかっただけかもしれないが、この日の出来だと高校総体は絶望的だ。3失点ともCBが脆かった。8月までにどれだけ建て直せるか。極めて厳しいといわざるを得ない。


第3試合は女子。試合は最初から精華が勝つことは分かっている。ただ全国への代表決定戦である明日の準決勝、一方の山は大商学園で決まりだから、確実に激戦となる日ノ本−精華戦を観る。したがって予習をかねてこちらを選ぶ。ご存知のとおり精華は昨年の高校女子選手権ベスト4である。キックオフ前様子がおかしい。精華のユニフォームがシルバーなのにも関わらず背番号が薄いのである。蛍光色ですらない。大抵の大会規定には背番号ははっきり判別できるように、と書いている。これはマナーというか、最低限の配慮だと思う。それを精華が守れていないのは残念だ。


近畿大会1回戦 
八幡商業高校−京都精華女子高校
15時 三木防災第2陸  良芝 曇り


八商           精華
−−−奥山A−橋本A−− −−−−−大八木−−−−
−−−−−−−−−−−− −金塚@−小島−−山邑−
中谷B吉田@−中村@辻@ −−−−伴−−園田A−−
西澤@中島−−森−−冨田A加島−前澤A−山下−小路@

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06月22日(土)
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