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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西第4節 両洋−草津東 京都橘−久御山
京都橘が立ち上がりから猛烈なプレスで久御山のパス回しを封じにかかる。久御山は自陣からショートパスをつなぎたいチーム。しかしボランチへのパスを狙われ、バックラインも自由を奪われ、ロングパスは全部オフサイド。京都橘は久御山に苦手意識を与えたいのだろう。得意のポゼッションサッカーではなく、素早く攻めきる昨年の選手権スタイルである。7分、橘、ハンドくさいプレーでPKゲット。赤澤のキックははじかれるが中野が蹴り込む。1−0。久御山はようやく大きな展開を交えてプレスをはじめにかかるが、サイドチェンジのパスがぶれる。それでも決まったときにはP森の快速突破が光る。20分、京都橘A倉本からP今野に好フィード、切れ込んで左足シュートはサイドネット。決定機。23分中央H中山から右のJ中野へ、タメてスルーパスをH中山が右上隅に決める。2−0。24分にもH中山が左シュート、右に外れる。決定機。26分、京都橘J中野キレキレ突破、左シュートはブロック28分、京都橘、左CKJ中野の左足をB林ヘッド。3−0。この時間帯、久御山のボランチがミスを連発。43分、久御山34山下から88西川へ、身体使ってターン、屈強だ。結局前半は3−0で終了。久御山はいいところが全く観られず。
前半シュート数9対0。クロス数10対2。ファウル数7対7。圧倒的に押してる京都橘のファウルが多いのはそれだけ懸命に守備も頑張っていたということ。つまり万事京都橘が優っている。
ハーフタイムで久御山64内垣→95八田紘輔。33浅野→47山本蓮。
2分、京都橘、左80度30mFK、A倉本のキックはGKキャッチ。50分、京都橘、L赤澤の左クロスをH中山シュート、ワンタッチあって左CKへ。中野のキックはクリアされ、久御山一気にカウンター、P森の突破を京都橘E志知がペナ手前で故意に引っ張って倒し一発レッド。時間帯を考えると失点してもいいから退場だけはするべきではなかった。
25mFKを95八田右足で狙うが上に外れる。京都橘は中野が右のハーフに下がり今野がボランチ、赤澤がワントップの4−4−1に変更。55分、京都橘にファウル、しかもA倉本が異議で警告。前述のとおり、遠いサイドのプレーなのではっきり分からないが、50分の退場も55分のファウルも妥当な判定に見えた。しかし京都橘サイドとしては不満に感じていたのかもしれない。左70度25mFKは壁。直後にもP森が高速突破、シュートは右に外れる。決定機。ボールを回せることで久御山のよさが分かってきた。E橋本はキープが安定していて相手がくいてくると、簡単にはたき、あるいはターンして外していいパスを出す。メモにはちょろちょろキープと書いていたが、そのくらい軽妙にキープするのだ。相手にとっていやらしいタイプである。33浅野が飛び出しがよく、自由に引いてボランチのフォローにも回りゲームを組み立てる。88西川はオーバーウェイト気味なのは気になるが、パワフルでクサビを確実にキープできる。何度か触れているP森は高速突破が売りで、一気にシュートにもって行く迫力がある。72分、久御山D煦艨ィ77西島壮。74分、京都橘L赤澤→25仙頭啓生。弟?80分、久御山C清水に警告。繰り返し。後ろから倒す。85分、久御山45上松→A八木勇磨。87分、京都橘G小出→Q杉本智崇。90分、京都橘B林に警告。インターセプトを狙って相手の足を引っ掛けてしまった。90分、京都橘カウンターQ小出のシュートはセーブされるもH中山蹴り込む。4−0。結局4−0で終了。
後半シュート数4対9、CK数1対8、GK数12対1。完全に久御山が支配していたが、京都橘も上手く時計を進めた。前半のように京都橘だけいいところを見ても面白くないな、と思っていたので、久御山の魅力を観られて満足です。私は双方のチームの魅力を観たいので。とはいえ力の差は感じました。久御山がパスワークを発揮できるようになるまで時間がかかりそうだし、夏は苦戦するかな、と。私は新人戦はあまり目安になるとは思っていない。久御山は優勝したけど、そんなの参考程度だ。プリンス4連勝の橘と4連敗の久御山。総体予選までにどれだけ差を縮められるか?楽しみです。
公式記録
04月27日(土)
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