ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■なでしこリーグ 高槻−日テレ
1分、日テレ、F木龍が29畑中の裏を取って左で受けて奥田のタックルをかわしドフリーで突っ込み左クロス、ニアにH田中が突っ込むがスルー、GKも引きつけられていて、ファーでドフリーの籾木が軽くタッチするだけでゴールイン。高槻は後半入り方のミス。気が抜けていた。これでベレーザが流れをつかみ、回し始める。高槻は前線とバックラインが間延びし、前半のようなプレスが効かず、快速2トップによるカウンターも炸裂しない。また高槻の右サイドを徹底的に狙い、畑中が守備に専念させられ、クロスの山を許す。決定機こそ許さないものの、シュート一歩手前の形が増える。観客数発表894人。21分高槻29畑中→F浅野。やむをえない交代。疲弊していたし。その直後、ネットがトップスピードに乗ったときに転倒。接触はなかったと思う。こういうケースは結構重いケガになることが多いので心配。すぐにOネットからPプイに交代。そのままFW。25分、D松田に警告。奮闘していたのでしょうがない。26分、L島村→28巴月。32分、ロングFKにプイがヘッドで逸らすも合わず。34分、プイが後方からのチャージで痛む。しかし高槻は既に3人交代しているため、残り時間を10人でプレーするしかない。35分、日テレF木龍→S阪口。トップ下に入り、H田中がFWかな?37分、高槻、中でつなぎ、右フリーの巴月へ。30mロングが左上に決まって1−1の同点。後は引き分け狙いに徹することだ。しかし38分、左から木龍がクロスっぽいシュートが枠内上を襲うが大野セーブ。決定機。43分、日テレ22岩清水のロングフィードにS阪口が裏を取りGKと1対1を決める。1−2。49分、総攻撃の高槻の裏をついて籾木を突っ込み、とびだしたGK大野の上を抜いて、コロコロ転がるボールがそのままゴールイン。1−3として勝負あり。
高槻は浜田も怪我しているし、タイ人2人のケガも心配だ。本並さんは理想にこだわるタイプだと思うが、プレスが持たなかったのは夏場に心配だし、どうなるか。ただ昨年観たときよりは格段に強いと思いますよ。ベストなら残留の可能性は高いと思う。とりあえず、新規のファンはネットを観に行けばいいと思います。CB陣はロングフィードも出せるし、一気のカウンターが狙える。
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さて観戦中残念なことがあった。ハーフタイムに隣のスペランツァファンに話しかけて、そのまま後半20分までのんびり会話しながら観ていた。無論周りに迷惑になるような大声ではないし、目の前のサッカーの話だけである。メイン中央。しかし2列前の年配の方から、しゃべるのだったらよそ行ってくれんか?と言われた。言うまでもなくサッカー会場は鉄火場だ。黙って観戦に集中したかったのだろうがそれは通らない。だから「あなたこそよそに移動されては?」と言っても良かったのだが、神経質そうな人なので声のトーンを落とす。たぶん日テレのファンか選手の親だと思う。年下なら逆に注意するが、この歳までサッカー会場のしきたりを身に着けてなかったなら、もはや何を言っても耳に入らないだろう。これはこの人には当てはまらないが、急激ななでしこブームでのどかな時代を知らない人が増えるのは残念なことだ。私は萩谷サッカー場が好きだが、ああいうのどかな雰囲気をぶち壊すファンやそれを受け容れられない人は、スタンドの端に行って欲しい。こういうマナーは年下には伝えるが、年配の方には伝わらないだろうな。ヨーロッパの観戦キャリアがそれなりにあれば、「本場の客」がいかにしゃべりながら、タバコふかしながら観戦するか、分かっているのだが。日本ではゴール裏なら「声出せ」だとか「サポートに専念しろ」、と言う圧力が強い。メインまで黙って観戦しろと言うのはサッカーの論理ではない。まだまだ分かっている客が少ないと言うことだ。
03月31日(日)
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