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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権関西大会準々決勝(全試合観戦記)
時計計時は到着後からの時間とする。7分、12番ミドル。4−0。12分、12番左シュート、5−0。13分、18番のロングループ、6−0。14分、左クロスに11番ヒールで決める。7−0。ここで11番、21番→25番、12番。15分、15番フリーシュート、8−0。18分、スルーパスに14番、左隅へ。9−0。19分、8番右クロス中にこぼれ8番自ら決めて10−0。22分左CK、ファーで14番度フリーヘッド。11−0。23分、6番ミドル、12−0。
日ノ本では14番が素晴らしい。体格があって俊敏性もそこそこあり、足元に収まる。登美が丘の守備が甘いこともあって何人に囲まれてもキープできる。
さてーハーフタイムで23番、13番、19番イン。2番、6番、8番アウト。3−4−3に組みかえる。
−二三−−十四−−十二−
−−−−−−−−−−−−
十三−十九−−十五−二五
−−十八−二四−十七−−
−−−−−−−−−−−−
41分、23番シュート、こぼれ14番蹴りこむ。13−0。後半日ノ本はあまり機能せず。こういうゲームは負けている方が体力も集中力も尽きて前半以上に点が入るものだ。恐らく日ノ本ベンチもハーフタイムに20点以上取るといった指示を出している。しかし中で繋げるのにサイドに出していては大回りだ。一直線に中から崩した方が早かろう。日ノ本は本来男性監督だが女性スタッフがベンチから指示を出している。しかし修正ならず。50分、ポストプレーから14番シュート。14−0。23分、登美が丘14番→4番。
68分、ミスを奪い13番ミドル、15−0。70+2分、15番、ミスを奪い決める。16−0。結局試合終了。
登美が丘はキックオフ直後以外はほとんど敵陣に入れなかった。これでは勝負にならない。奈良はクラブチームでプレーする選手が多い状況なので、高校サッカー部はこれからということなのだろう。
第四試合はこの日一番の好カード。精華女子は付属中学が今年クラブ勢をなぎ倒し関西女王に輝いたチームで、丸ごと持ち上がれば、関西はおろか全国でも屈指の強豪になるのではないかと期待している。春の段階ではまだ力不足だったが、全国を経験することで化けることはよくある。対する八幡商(八商)も伝統校なのできっちり計算のできるサッカーをする。
八商 精華
−−−二三−−十番−−− −−−−−十七−−−−−
−−−−−−−−−−−− 十番−−−八番−−−九番
六番−十五−−二二−八番 −−−二十−−十四−−−
十八−十一−−五番−十四 十八−二一−−十九−三番
−−−−−一番−−−−− −−−−−誰々−−−−−
7分、精華、ループパスに20番が3列目から飛び込み、好トラップから決める。0−1。八商はラインコントロールして精華の自由が奪おうとするが、3列目からの飛び込みは捕まえ切れなかった。14番は確実なキープ力、20番は左利きで展開力がある。精華はショートパスとロングパス、パスとドリブル、インサイドとアウトサイド、足元とスペース、緩と急とバランスが良く、絶えず変化をつけるレベルの高いサッカー。突出した選手だとか身体能力とかはないが、非常に理想の高いサッカーで観ていて楽しい。八商も良く鍛えられていて、ラインを押し上げ、攻め気を失わない。しかしここの技術差はいかんともしがたい。13分、精華、8番から3番がオーバーラップ、クロスに20番突っ込むがDFカバー。精華10番はいいシュート持っている。28分、3番から20番が裏をとり1対1、右へ決めて0−2。またもラインの裏を3列目。しかしラインを上げずに前線を自由にしたらもっと失点しただろうし、やむをえないところだ。八商の10番はファンタジスタで、浮き球をダイレクトヒールなどトリッキーなプレーを見せる。前半は0−2で終了。
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10月28日(日)
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