ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4382051hit]

■クラセン関西予選U−18 G大阪−C大阪 京都−神戸
51分、F徳永からJ薮内へ、左シュート決める。3−0。これも流れる薮内の動きに対するマークがルーズだった。54分、C大阪24高田→Q平田。そのまま左ハーフ。ただしベンチからは「タクミ、前でいいよ」と声がかかり、南野がFWに上がる。C大阪E秋山がスルーパス、I南野DFと1対1からシュートもセーブされる。決定機。こぼれを左シュート、右に外れる。17分、C大阪A岡山、左足で右クロス、I南野が戻りながら難しいヘッド、右に外れる。決定機。21分、H出岡が難しい突破から中で最後突破される。68分、G大阪N山崎→23妹尾直哉。そのままFWへ。70分、C大阪A岡山→25前川大河。右のハーフに入り、小暮がRBへ。73分、G大阪の突破からF徳永シュート、DFに当たる。決定機。78分、G大阪G小川→M平尾壮。78分、C大阪B藤原に警告。80分、G大阪I井手口→P川井翔太、C大阪O坂手→44阪本将基。82分、快速のM平尾へ、左シュートは正面。82分、C大阪I南野がカウンターからシュートもDFワンタッチで上のネットへ。この時間帯、C大阪はE秋山がCB、25前川ボランチで44阪本が右のハーフ。気が付いたら前川大河って名前の中に「かわ」が二つあるじゃないか。84分、G大阪B本屋敷に警告。半スポーツ的行為。C大阪I南野の突破を倒した。88分、C大阪G丸岡に警告。正面22mFK、G大阪D福田が右足、H出岡が左足で構え、福田狙うも外れる。90+3分、右FKでC大阪H小暮が入れるも跳ね返される。結局3−0でタイムアップ。

後半のシュート数は6(3)対6(3)、GK数5対2、ファウル数5対7.やはり互角なのだが、G大阪ペースだったと思う。C大阪は苦し紛れのファウルが多く、警告をもらっていたし、当たり負けは止まらなかった。両チームの中で一番上手いのは間違いなく南野だが、丸岡や秋山といった、今年に入って攻撃に持ち味を出してきたボランチは、この日は昨年のような「守備の人」という感じに戻った。2人の責任ではなく、チーム力の差からそうなった。C大阪は技術・戦術にこだわるあまり、フィジカル軽視になっていないだろうか。それともたまたまここ数年の流れか?いずれにせよ、厳しい負け方だった。南野はほぼ確実にトップ昇格するだろうが、他にずば抜けたプレーを見せた選手はいなかった。

G大阪は井手口のインサイド起用が奏効。両サイドか輝いた。また1年生吉村は間合いの取り方が絶妙で、大津から奪ったり、攻撃を遅らせたり、攻撃面で自ら仕掛けて突破したりと大活躍。出岡や薮内といったシャドーストライカー・タイプの併用は出岡が右サイドに戻って解消した。薮内はたくみにマークを外し、C大阪CB陣をかき回した。出岡は大学でも即Aチーム入りできるレベルだが、トップ昇格するには、今に右サイドならタテに抜けて右足クロスを上げられるようにならなければならないだろう。G大阪が全国でどの程度できるか?全国の当たりの強さを考えると井手口のインサイド起用は全国でもあるのかもしれない。CB陣がどれだけしのげるか。南野クラス以上のアタッカーは全国にはいない。連携に気をつければ十分守れるはずだ。得点力は十分ある。期待できると思う。

公式記録



第1試合の結果を受けて、第2試合は京都が引き分け以上でOK、神戸は必勝となった。神戸は第1戦で見せたような狭いサッカーをすれば、厳しいだろう。カウンターの餌食になり、しかも京都は快速2年生エース田村が復帰している。カウンターに徹すれば神戸は厳しいのではないか、と思いつつ試合を観る。



京都           神戸
−−−田村−−永島−−− −−−−−内田−−−−−
−−−−−−−−−−−− 松村−−−和田−−−鶴崎
奥川−三浦−−清水−大西 −−−中井−−宮村−−−
浅田−池松−松川−瀬戸口 山口−水町−−佐古−阪本
−−−−−上田−−−−− −−−−−石原−−−−−

京都 監督:本田将也
GK  1 上田智輝  178/77 2年
DF  2 瀬戸口大智 170/67 2年
    3 池松大騎  188/77 3年
    5 松川宏二  176/70 2年
   12 浅田裕貴  170/68 3年

[5]続きを読む

06月03日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る