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サッカー観戦日記
by T.K.
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■女子インカレ第3日その2 大体大−関園大 神大−武短大
0分、武短大、G阪口の左CKをショートでつなぎ、下條がヒールで落とし、G阪口が左クロス、C黒濱がヘッドを決めて0−1。直後にも武短大、裏に突っ込んだB斉藤に対し、神大GK@水谷が果敢に飛び込んでキャッチ。神大・水谷は体格に恵まれ、キャッチングが安定していて勇気もあるいいGK。高校からサッカーを始めたということなので、向上の余地はあるが好素材。特に空中戦で体格があるのでぶつかられても安定しているのがいい。O柴田が快速アタッカー。武短大はじっくりパスを回し、撃てるところでも、より完璧な崩しを目指して回す。攻撃的なチームだが、シュートへの積極性が足りないと思った。24分、神大、左CKでJ鶴見が右シュート、こぼれをシュートするも枠から外れる。27分、武短大、G坂口の左CKのこぼれをシュート。神大はエース長田になかなかつなげず。高さもスピードもあり、技術的には荒いが、動き出しにも優れた好素材、と言うことは1年生の頃からいっていた気がするが、4年間で思ったほど伸びなかった。技術的なベースが以下に大事か、と言うことを痛感させられる。早大の大滝と並ぶ大学サッカーを代表するストライカー。30分、武短大、下條が右CKを左足で直接狙う。神大も直後に左CKをパンチされたところをJ鶴見シュート、上に外れる。30分。武短大、右から得意の細かい崩し、下條から杉山へラストパス、フリーでシュートも弱い。超決定機。31分、神大B児玉→Q當銘美幸。33分、武短大、サイドチェンジ、DF交わしてJ下條へ、切り返して左足シュートはブロック、右ミドルは右に外れる。結局前半は0−1で終了。
前半シュート数4対5、CK数4対4、GK数1対3、クロス数3対8、ファウル数3対3。武短大が支配するも押しているというほどでもなかった。神大は両サイドハーフが高めのポジションを取り、突破を狙うも数的不利に陥り、実らず。
後半2分、神大G水島の左CKをI長田がニアで逸らし、C大谷がヘッド、O柴田が押し込む。柴田の前で既にゴールライン割っていたようで、記録では大谷のゴール。1−1。5分、武短大J下條右クロスが右隅に飛ぶがGK@水谷ナイスセーブ。やはりいいGKだ。直後に神大O柴田が左で1対1を突破、左クロスはブロック、GK抑える。15分、神大J鶴見→F牟田佳織。17分、武短大右クロス、D宇地原正面シュート、上に外れる。決定機。25分、神大G水島がヘッドで後方に逸らし、長田シュート、弱い。22分、神大、長田が右を突進、2人がかりで止める。この時間帯、武短大がバテて、スペースが出来、長田が活き始める。29分、神大・長田の突破、武短大E中村止める。苦しい体勢でのクリアはG水島がカット、突っ込むがこれも武短大カット。31分、武短大D宇地原→25関根 亜吏沙。32分、神大O柴田→瀬川邑那。33分、神大の選手が「あと何分?」と聞く。ピッチ脇にはデカイと佳も出ているのだが(笑)。38分、武短大、GKにバックパス、これに長田が突っ込み、どてっ腹でロングキックを喰らい倒れる。すぐに復帰。結局1−1でタイムアップ。神大が準決勝進出を決めた。
後半のシュート数は3対3、GK数4対1、クロス数2対2、ファウル数2対2.試合をクローズさせた神大のゲーム運びの上手さが目立った。武短大はフィジカル負けして、細かいパスワークに頼らざるを得なかったが、シュートチャンスでもつなぐことに固執して得点できなかった。短期大学のつらいところだ。神大ではやはりFW長田とGK水谷のスケール感が目立った。上のカテゴリーでもプレーを続けて欲しい選手。
もう一方の試合は武庫女大5−0愛短大だった。愛短大は決して弱いチームではないが、初戦で力尽きたのかな?
公式記録
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11月28日(月)
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