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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権奈良準決勝 奈良育英−香芝 高取国際−一条
ハーフタイムで奈良育英R田中→G片山公太郎(3年、178/65 ディアブロッサ高田FC U−15)、I黄山→P吉川悠太(3年、164/52 生駒スポーツクラブ)。黄山は攻撃の中心選手。左サイドハーフが得意で得点力の高いアタッカーだが、三國の成長でFW起用になったのだろう。以前だったら左SBにコンバートされていたかもしれないが。いずれにせよ、大学でも通用する選手。交代出場の片山も中心選手。こちらはケガしていたのか?ポジションはいずれもそのまま。2分、奈良育英、C鹿野の右クロスをP吉川合わせるが右に外れる。決定機。香芝はF竹谷が左CKを蹴る。3分、香芝P森→S柳智幸(3年 194/78 フルジェンテ桜井。デカイ。香芝F竹谷の右FK、わずかに合わず。決定機。9分、香芝左クロスをGKの裏に走りこんだA高塚へ、上に外れる。決定機。香芝はこのあたりから柳目がけたロングボールが増える。前半もA高塚へのロングボール頼みだったが、低いボールはカットされていた。12分、奈良育英M三國、香芝J濱武2度外し左クロスをG片山ミドル、上に外す。決定機。香芝E吉本に警告。ラフ。奈良育英はさらに右スペースを突いたH松田がフリーでシュートもGKセーブ。決定機。28分、奈良育英P吉川→N光明寺真人(3年 177/65 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース)32分、香芝J濱武→I吉岡勇人(3年 183/68 平群中)、H田中→G玉井裕二(3年 163/50 河合第二中)。↓の布陣。
−吉岡−−柳−−−誰々−
−−竹谷−−−−玉井−−
−−−−−吉本−−−−−
久保−福田−−藤岡−高塚
−−−−−青山−−−−−
完全なパワープレー狙いである。35分、奈良育英F木田→24平良勇介(1年 165/55 ガンバ大阪ジュニアユース)。香芝はタテに早い攻めを仕掛けるがチャンスならずタイムアップ。奈良育英の完勝だった。
奈良育英は後半も隙を見せず、危なげく、気の緩みも感じない、良いゲームだった。香芝の守備がよくなった分追加点を奪えなかったが、後半の出来にも高い点をつけられると思う。上間先生は機嫌が悪かったらしいが……。全国制覇を見据えた上での不機嫌か?
香芝は昨年は後半のようなサッカーで耐えたのだろうな、と思った。試合の入り方一つで大敗してしまう。サッカーはメンタルコントロールが重要なスポーツだ。今は自陣を固めて守って、タテに早い攻めで全国を目指すチームを作る段階ということだ。志が高いサッカーとは言えないが、勝つことにこだわる中から見えてくるものもある。昔は奈良育英も一条も守り一辺倒だった。このまま力をつければ、良い選手も入るようになり、別のサッカーにもシフトしていくだろう。今は2強をいかに脅かすか、だと思う。それが奈良の高校サッカーのレベルを押し上げる。
第2試合の頃にはだいぶ手元がぬれて、しかも油性ペンではなく、水性ペンだったので、文字がにじんで観戦ノートが読めないところもあり、重要トピックもはしょっています。しかも前半は決定機そのものが少なかったということもあります。ただ、これは第2試合が第1試合と比べて面白くなかったとかではありません。というより、ゲームとしての魅力はこちらのほうが上でした。
高校選手権奈良大会準決勝
高取国際高校−一条高校
13時 橿原陸 ピッチ並 雨
高取国際 一条
田上−−−上田−−−吉村 −−−草野A−渡場A−−
−−−−−井上−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−垣本−−徳久−−− 廣田A田川A−岩尾−高岡
吹田−秋井−−植田−谷口 家田A前野A−松室−平岡
−−−−−高崎A−−−− −−−−−松岡A−−−−
高取国際 監督:榎田幸二郎
GK 21 高崎勇太 2年 182/75 高取中
DF 2 谷口陽平 3年 177/67 ディアブロッサ高田FC U−15
3 植田真也 3年 183/70 高取中
4 秋井悠輝 3年 173/65 白鳳中
5 吹田章 3年 180/67 五条フットボールクラブ
MF 6 垣本翔夢 3年 172/65 大淀中
7 徳久大輔 3年 175/65 天理フットボールクラブ
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10月30日(日)
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