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サッカー観戦日記
by T.K.
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■Jユースカップ決勝 東京−横浜FM
後半立ち上がりは潰しあいだった。8分、横浜FM・星広に警告。攻から守の切り替えの際に故意に倒す。11分、横浜FM・松本がペナ左で1対1を仕掛け、突破したところをDFの足がかかり、PKゲット。これを松本自身がGK三浦の逆を取り右に決める。1−2。東京・前岡は素晴らしいキープ力とヘッドの強さがある。14分、横浜FM熊谷から小野にクサビをいれ、星雄が決定的シュート、左に飛ぶがGK三浦キャッチ。16分、東京・岩木に警告。ドリブルのタッチが大きくなり奪われたところを足裏タックル。18分、横浜FM・山田→金沢。21分、東京・岩木がなかで突っかけシュート、横浜FMがブロックに行くがわずかに当たってループ状態になりGKの上を越えてしまう。2−2。岩木の積極性が生んだ幸運。ちなみに後半の東京の初シュート。22分、横浜FM・後藤→高橋。25分、東京の鋭い右クロスに武藤飛び込むが届かず。観客が2587人と発表。いいカードだし、いいゲームだし、もっと入ってもいいと思うのだが。関西勢が出ないと厳しいか?27分、カウンターで横浜FM・高橋から正面右寄り狭いスペースの小野へスルーパス、ここで倒れるがダイビング。27分、横浜FM・星広→鈴木。29分、東京・武藤が中から右ナナメ前に突っかけシュートは上に外れる。本当にいい選手だ。32分、横浜FM、右スローイン、保田が落とし松本が右クロス、東京DFラインの裏をカーブし、なおかつGKが取れない絶妙なボール、これを高橋が正面でボレー、決まって2−3。これで勢いづいた横浜FM、33分、横浜FM、左からサイドチェンジ、この試合もっとも危険な松本に渡り、1対1を仕掛け強引なシュート、DFに当たりゴール上を襲う。惜しくも上のネット。決定機。35分、東京・前岡→野沢。秋岡→岩田。布陣は↓

−−−武藤−−橋本−−− 
岩木A−−−−−−岩田@ 
−−−野沢@−江口−−− 
村松A松藤−−小林A廣木 
−−−−−三浦−−−−− 

35分、東京・武藤の左クロスのこぼれを岩木シュートもGKキャッチ。41分、横浜FM、松本の右CKを小野ヘッドも体勢悪く上に外れる。42分、東京、後方からの放り込みに江口ヘッドで合わせゴール!3−3。なぜマークが空いたのだろう?東京の勢いに飲まれている感じだった。直後に東京・岩木→二瓶。そのまま左ハーフ。44分、横浜FM・
高橋が左に流れてシュート、右に外れる。決定機。直後横浜FM・渡辺がラフプレー。腹にひざが入った。おそらく多くの観客は警告を予想しただろう。もしそうなら2枚目で退場だ。しかしレフェリーは警告出さず。ミスジャッジだと思う。高校生最後の試合で退場者を出したくない気持ちが働いたのだろうか?東京ベンチは大声でアピール。結局後半は同点のまま終了。延長に勝負は持ち越された。

後半はシュート数4(枠内3)対5(3)、CK数2対0、GK数2対1、クロス数5対4、ファウル数3対5、互角の内容だったと思う。

10分ハーフの延長前半4分、東京カウンター、武藤が1対1を仕掛けて切れ込み右シュート、GKへ。決定機。ロスタイム、横浜FMカウンターから右を深くえぐってクロスに松本飛び込みニアでヘッドで逸らす。ファーサイドネットへふわりと決まった。3−4。ボールが空中にある間時間が止まったような感覚があったね。試合は後半へ。

延長後半2分、東京・二瓶→石原。出たばかりの交代。何があったのだろう?横浜FMが確実に試合を進める。7分、横浜FM左CKで、ゴール前に2人しか上がらず、東京もGKと3人で守る。逸機。結局東京はチャンスを作れずにタイムアップ。横浜FMが優勝した。

タレントで上回る横浜が苦しみながら勝利した。松本はプロでも頑張ってほしい。熊谷も来年は楽しみだ。横浜FMは戦えるチームでもあった。東京はGK三浦と武藤が素晴らしかった。こういう激しいプレスを仕掛けるトップクラスのチームが関西にもあれば、他のJユースが余裕を持ってパスを回せなくなり、ぬるいポゼッションゲームが消えて、関西全体のレベルアップに繋がるのに、と思った。こういうチームは関西にも1つ必要ですよ。

12月26日(日)
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