ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4380789hit]
■豊田国際ユース 日本−アルゼンチン
ハーフタイム、E井上→F松本昌也。野沢が右ハーフに回り、楠美がボランチへ。7分、日本、川口がフィードして鈴木武が右クロス、菅嶋がニアに走り込むボレーも右に外れる。決定機。9分、アルゼンチン・オカンポスがあっさり早川をかわして切れ込み右クロスもカット。鈴木隆はやや足が遅い。11分、アルゼンチン・モンテロの右クロスをオカンポスがワントラップ、ジャンピングボレー、上に外れる。13分、アルゼンチン、Dイニイゲス→Fアリオネ、Oカナルス→Gヴィジャルバ。ベロソがRBへ。ヴィジャルバがRHに回るフラットな4−4−2。18分、アルゼンチン・モンテロがフリーで右クロス、合わず。21分、日本、誰かの右クロスを菅嶋が裏でワントラップからシュートが決まったかに見えたがハンドで取り消し。パレデスがドリで仕掛け右へ、ヴィジャルバが右クロス、中でつぶれ、シルヴァ、シュートもGK正面。岩脇はキャッチングなど技術的には向上の余地があるが、シュートが簡単に決まらないという安心感がある。前に出る判断もいい。25分になって給水タイム。28分、アルゼンチン、Mシルヴァ→Qアンドラダ。アルゼンチン・パレデスのFK、ナナメに突っ込んでプチェタヘッドも上に外れる。決定機。31分アルゼンチン、右で1対1を作るが、早川は冷静に味方の応援を待つ対応。冷静だ。日本のファンブロンクホルスト。32分、日本・I楠美→K秋野央樹。日本は足が止まり、アルゼンチンがいいようにドリブル、引いて守るのみ。メモには2回しかトピックを書いていないが、猛攻だった。35分、アルゼンチン・パレデスが左からドリブルシュート、サイドネット。40分、パレデスが左を突破、シュートはブロック、CKに逃げる。アリオネのキックをアンドラダ、ヘッドもも右に外れる。決定機。結局タイムアップ。優勝はPK戦の結果に委ねられる事になった。
アルゼンチン・パレデスがGKの逆を突き、左上に決める。
日本・早川がGKの逆を突き右に決める。
アルゼンチン・オカンポスがタイミングを外して右に決める。
日本・松本が左上隅に決める。
アルゼンチン・アンドラダが左上隅に決める。
日本・野沢が左に蹴るがコースが甘い。セーブされ失敗。
アルゼンチン・モンテロがGKの逆を突き左に決める。
日本・川口がGKの逆を突き左に決める。
アルゼンチン・ヴィジャルバが右隅に決める。
5−3でアルゼンチン勝利。大げさなまでに喜ぶ。チャントを次々に歌い、ホーム側にスライディング。輪になって回転。これが南米の情熱か。
日本の選手について寸評を。
GK 岩脇力哉:反応の鋭さを発揮。反応はGKの能力の原点だ。ポジショニングもいい。キャッチングはイマイチ。
DF:川口尚紀:前半は良く分からなかった。後半は好フィードを見せた。キックのいい選手。
植田直通:高さはあった。パレデスに振り回されたが、懸命に粘り振り切られなかった。
鈴木隆雅:スピードが足りず、能力の高いアルゼンチン2トップに苦戦。しかし抵抗する術は持っていた。
早川史哉:クレバー。個人能力はそれほどでもないが、グループで守る頭脳を持っている。
MF 野沢英之:この選手もクレバー。バランスを取り、集団で仕掛けるこの選手は今回の代表を象徴する選手。
望月嶺臣:パッサーとして貢献。得意のノールックパスを何度も見せた。守備は弱い。
楠美圭史:足元のテクニックの高さを披露。10番らしい10番。
菅嶋弘希:ダイナミックな動きを見せた。ポジションバランスにこだわらない動きはチームの中では異彩を放つ。
FW 井上丈:小柄だが、スピードが突出しているわけでもファンタジスタでもなく、全体的に能力の高い選手。シュートがなかった。
鈴木武蔵:身体能力もこのレベルでは潰された。素材としては一級品。アルゼンチンはともかく、アジアでは通用する。
リザーブ
松本昌也:動き回って攻撃に絡んだ。しかしスペースがなければあまり仕事は出来ず。
秋野央樹:守備に追われたので特徴分からず。
[5]続きを読む
08月08日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る