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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラセン15関西予選 G大阪−千里丘 高校女子選手権関西予選準決勝 日ノ本−大阪桐蔭
19分、桐蔭・7番が足を攣る。日ノ本・9番→16番。このあたりからレフェリーも暑さに参ったのか、疑問の残る笛が出始め、両校監督の抗議が多くなる。31分、桐蔭・11番に警告。日ノ本・3番の横への突破を倒した。35分、日ノ本・9番→23番。このあたりでは日ノ本の布陣は↓のようになる。選手交代は見落としていたものもある。
−−−−−十番−−−−−
−−−十六−−十一−−−
四番−三番−−五番−二三
−−二番−十八−二二−−
−−−−−一番−−−−−
35分ハーフのロスタイム、ハーフ付近からの日ノ本FK放り込んだこぼれを誰かがけりこみ1−1。劇的な同点ゴール。その後タイムアップ。決勝進出及び全国への出場権はPK戦にゆだねられた。
桐蔭、10番成功。上手くフェイクを入れた。
日ノ本、2番成功。左隅に決めた。
桐蔭、11番成功。GKの逆を突いて左へ決めた。
日ノ本、4番成功。右に決めた。
桐蔭、2番成功。GKの逆を突いて左に決めた。
日ノ本、11番成功。GKの逆を突いて右に決めた。
桐蔭、3番失敗。上に外した。
日ノ本、10番失敗。上に外した。
桐蔭、24番成功。GKの逆を突き右に決めた。
日ノ本、5番失敗。右を狙ったがGKにセーブされた。
PK4−3で桐蔭が次戦進出及び全国行きを決めた。ちなみに日ノ本も翌日の3決に勝ち、全国に行く。
まさに死闘だった。日ノ本は選手全員が号泣。こんなに泣いて翌日に響かないか、心配したほどだ。よほど悔しかったのだろう。
力の上では日ノ本が上だった。2年前の常盤木の強烈なチームが今の全国トップレベルとすれば、全国制覇は厳しいが不可能ではない。スタメン全員が強烈な個性があった。今年もベスト8クラスの力は十分ある。
桐蔭は日ノ本クラス相手に守り勝つだけの力は手に入れた。数年のうちに互角に戦える力を手に入れれば、それが日ノ本のためにもなり、関西勢の全国制覇に近づくはずだ。神村学園(鹿児島)も鳳凰という互角のライバルを手に入れてから真に強くなったし、宮城も聖和・常盤木の2強が切磋琢磨するから、何度も全国制覇できるようになったのだ。桐蔭だけでなく、大商学園あたりの台頭にも期待したい。
06月19日(土)
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