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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権滋賀大会準決勝 草津東−守山北 野洲−守山
ハーフタイムでの選手交代はなし。後半立ち上がりは互角。シュートもない。9分、守山、中盤でのパスカットから村田にスルーパスが通り、GK横江との1対1となるが、これを外す。13分、野洲、左CK冨田のキックをファーで折り返し、坂本が蹴りこむ。4−1。直後にも冨田の左クロスを坂本シュート、やや弱い。21分、守山、石田の右FKがゴール前でこぼれ、坂井が決める。4−2。1点目と同じパターン。26分、守山・村田→松村。直後に野洲・冨田に警告。突破を身体で止めた。野洲も福原→松永、中川→端山。守山・中村(シュンスケという名前だ!)→雨森。33分、野洲、梅村が右を深深とえぐってペナスポット付近の潮入へ、しかしトラップミスでシュートならず。決定的チャンス。35分、守山、左CKで石田のキックがニアに飛び、誰かに当たってゴールイン。4−3。オウンゴールっぽいな、と思っていたら発表もオウンゴール。石田のキック精度は素晴らしい。総攻撃に出た守山に対し野洲はタテ1本のカウンターがつながり松永持ち込むがシュートは左上。39分、守山・立入に警告。ドリブルを後ろから倒した。まあ止むを得ないプレー。さらに守山は総攻撃を仕掛けるが、39分、中盤で野洲がドリブルをカット、2トップが抜け出し、右に坂本から左を走る松永へ、ドフリーを決めて5−3。直後に野洲・冨田→木村。時間稼ぎの交代。結局逃げ切って5−3で野洲が決勝進出。

後半はシュート数4(3)対4(1)、CK数2対1、ゴールキック数5対2、右クロス1対2(1)、左クロス3(1)対0、ファウル数8対5、カベ付きFK1対3、まあ五分の試合だった。

この試合のポイントである福岡対野洲DF陣の対決は福岡の身体能力の高さ(175cm、68kg)をよく封じ、危険なドリブル突破も1回に抑えた野洲DF陣に軍配が上がった。しかしセットプレーで石田の正確なキックが生き、守山が3得点。全国でもトップクラス、少なくとも高校総体や全日本ユースベスト4に引けをとらない破壊力を誇る攻撃面に比べて、守備面では大きな不安を残した。坂本はMOM級の活躍。U−17代表のポジションチェンジを多用するサッカーには合わなくとも、典型的9番としての力は十分ある。守山・福岡は(もし行くのなら)大学サッカーで頑張ってプロを目指してほしい好選手だ。

11月10日(土)
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