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サッカー観戦日記
by T.K.
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■雑文・ジャパンカップの記憶(サッカーと無関係)
両艇の左ナナメ前方からの風を全てギルモア艇がカットし、パシェ艇は失速する。しかも両艇があまりに接近しすぎておるためタッキングによって逃げることも出来ない。この距離でパシェ艇がタッキング(左90度回転)を行なえば、ギルモア艇に接触して反則となる。もちろん右270度回転を行なえば逃げることは出来るが、致命的なタイムロスとなる。要するにパシェ艇は決定的な大技を喰らってしまったのだ。接近するヨットが眼前いっぱいに広がりタッキングする光景の迫力から、「スラムダンクタック」 と呼ばれている。
ベルナール・パシェはスラムダンクタックを避けることも出来たはずだが、第1レグのショックが正常な判断力を奪ってしまったのだろうか?結局この年優勝に輝いたのはピーター・ギルモアであった。
08月03日(火)
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