ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■総理大臣杯 1回戦 富国大−国士大 静産大−青学大
GK山本裕次郎(2年・富山国際大付)、DF田中智博(2年・富山国際大付)、尾道翔(3年・西浦)、関隆宏(2年・富一)MF藤木卓也(3年・水橋)、橘秀仁(4年・水橋→アローズ北陸)、荒井達也(3年・富山工)上澤寛顕(2年・富山商)、廣田学(1年・富一)FW小野木康浩(1年・富山国際大付)、森川雄二(2年・水橋)
ベンチ入り GK江戸健吾(4年・金津)、石田悠太(1年・水橋)DF前原雄太(2年・富山国際大付)

国士舘大
GK吉岡広介(4年・東海大菅生)、DF橋本尚樹(4年・郡山)、竹内彬(3年・向上)、片岡洋介(4年・西武台)、片山奨典(3年・国見)MF柴崎晃誠(2年・国見)、養父雄仁(2年・弥栄西)、蒲原達也(3年・国見)、清水康也(4年・ヴェルディユース)FW加藤浩史(3年・東北)、金子央朋(2年・東福岡)
ベンチ入り GK鈴木智幸(1年・浦和東)DF杉森陽介(2年・星稜)、小林公平(2年・藤枝東)、MF半田武嗣(1年・市原ユース)、土屋貴啓(3年・岐阜工)FW小比賀慎(3年・北海)、菅原康太(1年・室蘭大谷)

第2試合の審判・選手が入場し、整列すると校歌斉唱を行なうという放送が流れる。第1試合ではなぜ流さなかったのか、とか普通校歌ではなく学歌と言わないか、とか思いながら待つが、なかなか流れない。そしていきなり途中から流れ出し、すぐに終わる。静産大の選手たちも釈然としない表情だった。そして青学大の番だがやはりなかなか流れない。そして役員の学生が選手たちに走り寄り、斉唱が行なわれないまま何事もなかったかのように選手たちがピッチに散らばる。つくづく情けない運営である。


総理大臣杯 1回戦 静岡産業大−青山学院大
7月6日(火)西京極陸 18時15分 ピッチ良 晴 弱風

静産大               青学大
−−−松下−−塚本−−− −−−篠原−−松江−−−
−−−−−櫻田−−−−− −−−−−扇塚−−−−−
牧野−安藤−−佐野−犬塚 −下地−−田中−−船津−
−−河住−竹山−辻−−− 高澤−宮崎−−島本−三角
−−−−−浅井−−−−− −−−−−橋詰−−−−−

静産大は3−5−2。3バックはゾーンで、相手FWへのクサビをしっかり潰す。ボランチは安藤が守備的。技術の高い佐野が前方を伺う。主将の櫻田は左利きのゲームメーカーでゲームのペースをコントロール。決定的なパスを出し、大きな展開も出来る選手。FK担当。松下は小柄ながらキープ力がある。どちらかと言えばポスト役が多いが良く動く。

青学大は4−4−2のダイアモンド型。一応ゾーンだが島本がストッパー的に松下につくことが多い。宮崎が主にカバー役。トップ下の扇塚は常に決定的なパスを狙う。昨年の関東2部アシスト王松江はバランスのとれたタイプだが、基本的にはシャドーストライカーか?

0分、(記録上は1分となる)静産大・犬塚が右サイドを股抜きで突破しまったくのフリーでクロスをファーの松下がボレーで決めてあっさり先制。静産大は後方からパスを繋ぎ青学大を崩しにかかる。ただ足元へのパスではなく、全員が少し動きながらパスを受け、味方の忠実なフォローや前方の選手を追い越す動きも多い。まるっきりジュビロ・スタイルで求めるレベルは高い。青学大はポスト役の篠原や松江が潰され足元にボールが入らない。動きに工夫がなく、完全に読まれてしまっては強靭な篠原もつらそう。しかも18分には主将の三角がラフプレーで一発退場。20分、FKから櫻田が左クロス、竹山がファーに流れながらヘッドを逆サイドネットに決めて2−0。25分、青学大・篠原→松井がRBに入る。4−4−1の形。静産大の攻勢が続き青学大はどうすることも出来ない。松江はボールを受ける動きがいいタイプではなく、裏を取れるわけでもポストプレーに秀でているわけでもなければスピードもごく普通。他の選手が松江を囮に飛び出せればいいのだが、下がりすぎて前線との距離が長く、松江を孤立させてしまった。こうなるとハーフタイムまで耐えるのみ。


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07月06日(火)
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