ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4380739hit]
■地域チャンピオンズリーグ 決勝リーグ 刈谷−鈴鹿 松江−宮崎
FW 26 フェレイラ・パブロ・ヤン 176/76 94/08/30 ロアッソ熊本
体格データは参考までに。同じ東海リーグで優勝を争ったとは思えないくらいパワーで鈴鹿が上回り、デュエルでことごとく勝つ。特に2トップと2センターバックは圧勝である。中盤も差があり、これでは刈谷は極めて厳しい。H藤沢とFエフラインのポスト、J泉のドリブルやエフラインのカウンター、㉕和田の捌き、I堀河のタメから㉒芦田の左クロス、N中村の潰れるまで走る姿勢など、戦力差は如何ともしがたい。刈谷は東海2位で全社枠での出場だが、一次リーグで同じブロックに入ったのが十勝、弘前、高知とやや相手に恵まれて、一番の強敵と見なされた高知は初戦で早々に退場者を出して落として脱落したので、幸運もあって勝ち上がってきたのかと思った。そして高さで大きく劣る刈谷がコーナーをゾーンで守るにもどうかと思った。ゾーンは合理的な守備方法だが、一定の高さが揃って機能するのであって高さに差があってはリスクが高い。9分、鈴鹿、I堀河の右コーナーキックにニア密集でB藤井がヘッド、決まって0−1。24分には正面フリーキックJ泉にキックは正面。鈴鹿の右はJ泉の突破力に加え、無駄走りをサボらないN中村のフォローで攻略している。中村は仕事の質よりも量というタイプのサイドバック。31分には鈴鹿、ひだりくろすのこぼれを㉕和田ミドル、上に外れる。決定機。36分、鈴鹿コーナーキックを跳ね返し、刈谷カウンター、C藤本の右シュートは右上に外れる。38分、鈴鹿カウンター、H藤沢シュートは辛うじてブロック、さらにFエフライン突っ込むもやはりギリギリブロック。決定機。41分、鈴鹿㉕和田に警告。ラフ。前半は0−1で終了。なぜ1点で済んだのか分からないくらいの鈴鹿ペース。
ハーフタイムで刈谷D河野、O沖山アウト。L今部、㉓西原イン。開始早々鈴鹿B藤井に警告。これもラフ。56分(後半11分)㉒芦田のフリー左クロスをFエフラインがワントラップ左足ハーフボレーを突きさし、0−2。63分、刈谷㉖菅原→Q浜田。左サイドは消耗させられていた。鈴鹿I堀河→G小西。怪我じゃない。温存交代か。とにかく刈谷の両サイドの消耗が激しく、一方で鈴鹿が遊び心溢れるプレーを見せるが最後ずれたりしてシュート数が減る。まさかのスルーかと思ったら、後ろに誰も走り込んでいなかったり。72分、刈谷G中野翔→㉗冨田。刈谷N内田→I坂本。85分刈谷C藤本の左フリーキックをF中野裕が決めて1−2。鈴鹿はJ泉にも警告が出るが逃げ切って、1−2で鈴鹿が勝利。JFL昇格を決めた。順当な勝利としか言えない。
体格はJFLでも問題ない。技術面だがこれも華麗なパスワークがあった。おそらく残留争いはしないのではないか?刈谷はどう見ても厳しかったが1点差負けだし、勝負強さが売りなのかな?
公式記録
地域チャンピオンズリーグ 第2戦
松江シティFC−J.FC MIYAZAKI
11月23日 13時30分 市原臨海 ピッチ良 晴
松江 宮崎
−−−酒井−−−−−−− −−−渡辺−−−−−−−
−−−−−−−磯江−−− −−−−−−−黒津−−−
西村−長谷−−宮内−田平 小笠原−小松−橘木−高瀬
平林−長谷川−下村−筒井 本玉−キム−−チェ−徳重
−−−−−船川−−−−− −−−−−渡邊−−−−−
松江シティFC 監督:田中孝二
GK 21 船川航司朗 94/02/24 180/76 V・ファーレン長崎
DF 3 下村尚文 90/12/26 180/72 デッツォーラ島根
5 長谷川翔平 93/03/01 178/70 SVトンダッハ・グラインシュテッテン/オーストリア
13 筒井俊 91/03/20 172/70 レノファ山口FC
29 平林卓也 92/06/04 173/64 デッツォーラ島根
MF 8 宮内寛斗 98/01/23 170/60 Y.S.C.C.横浜
14 長谷優 94/06/05 174/65 大阪体育大
20 磯江太勢 97/04/19 168/64 ガイナーレ鳥取
31 田平謙 89/01/01 165/66 デッツォーラ島根
[5]続きを読む
11月23日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る