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サッカー観戦日記
by T.K.
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■地域チャンピオンズリーグ 1次リーグ 浅間−加古川 鈴鹿−MIYAZAKI
FW 7 篠島吉輝 179/73 93/09/08 シュポルトフロインデ・デューレン1919/ドイツ
負けられないゲームらしくリスクを冒さず、クロスも少なくシュートも確実に、というゲーム。オープニングシュートは加古川のロング。繋ぎ始めた浅間に対し、加古川はファウルを多発。主審は寛容なタイプだが、荒れることを想定して、この程度では警告を出すわけにはいかないという判断が働いたのかもしれない。それでも13分、Q石山が真後ろからのタックルで警告。明らかなラフプレーだが、気迫を見せたというか、こういうプレーはこの後も続く。16分、浅間、左FKでI喜屋武の左足はブロック。20分、浅間E仲、弾丸フリーキック、ワンタッチ、左CK。これもI喜屋武が担当。これをヘッドは上に外す。32分、浅間I喜屋武のFK,D寺田がパワーで競り勝ちヘッド、決まって浅間先制。1−0。更にFKこぼれをF岡田シュートは弱い。空中戦の競り合いは明らかにパワーに優る浅間が有利だ。終盤F岡田から左フリーR宮本シュートは外れる。超決定機。
前半シュート数は3対3、CK数3対2、GK数4対1、ファウル数2対9。前半加古川は無理目なシュートばかりでファウルも多く、劣勢を覚悟のうえで、ファウルで止めてイライラを誘いペースをつかむ策に見えた。きっちり守っているのは分かった。この荒れ方こそ地域チャンピオンズリーグの醍醐味だ。私はファウルで止めるスタイルは嫌いじゃない。しかし攻め手が分からない。後半一気に決めるためか、ハーフタイム、浅間N山田→J塩沢。つまり高さを一段と上げた。
53分(後半8分)、浅間、左FKI喜屋武に正面でヘッド、GK正面に飛ぶ。決定機。55分、加古川D野村に警告。ラフ。56分、加古川ダイレクトパスが繋がりD野村正面7mシュートはGK正面に飛ぶ。63分、浅間、M米倉→室崎。70分、加古川B赤谷のパスに抜けたL伊藤が上に外す。超決定機。この時間帯、加古川は高さで勝てないだけにスペース、それもサイドや裏を狙ってくる。高さに自信のある浅間は引いて確実に守るかと思ったが、これが浅間のスタイルなのだろう。浅間E仲→O田中。R宮本が左サイドバック、F田中が左サイドハーフに。田中はインサイドにはいる。サイドのスペースの裏を固める意図か。27分、浅間F田中からJ塩沢ポスト、I喜屋武左足ボレー上に外れる。決定機。喜屋武の左足が止まらなくなってきた。元々チーム1のテクニシャンだが、シャドーでの飛び出しがイマイチだったがスペースが空き始めると加古川がついてこられない。加古川もL伊藤の右足セットプレーがなかなかの精度だが、如何せん高さ・パワーで劣勢だ。87分、加古川P村井トラップから左で左足シュート、上に外れる。90分、浅間I喜屋武→C永井。中学生で国体長野選抜に選ばれるも大成しなかった選手。結局1−0で浅間が勝利した。
浅間のほうが加古川より強かったが加古川も執念を見せた。ファウルでゲームの流れを作ろうとした。後半は流れをつかんだ時間帯もあったが、しっかり守る浅間の守備を崩せず。地域チャンピオンズリーグ出場の経緯としては加古川が関西王者、浅間が全社枠ですらなく、輪番枠だが、国体チャンピオンのサウルコス福井と終盤まで北信越王者を争っただけに決して甘くはなかった。とは言え、このブロックには本命視される鈴鹿アンリミテッドがいる。地域チャンピオンズリーグは何が起こるか分からない。まずは初戦勝ったことで良しとすべきだろう。
公式記録
地域チャンピオンズリーグ
鈴鹿アンリミテッド−J.FC MIYAZAKI
11月9日 13時30分 長良川 雨 ピッチ良
鈴鹿 宮崎
−−−藤沢−−エフ−−− −−−白坂−−黒津−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
堀河−和田−−北原−泉− 高橋−佐野−橘木−無津呂
野口−キロ−−藤井−中村 小松−−金−−チェ−徳重
−−−−−月成−−−−− −−−−−渡邊−−−−−
鈴鹿アンリミテッド 監督:辛島啓珠
GK 17 月成大輝 181/75 93/10/03 吉備国際大
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11月09日(金)
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