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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■プリンスリーグ中国 岡山学芸館−鳥取
残留を争う両チームの対戦。鳥取は下級生主体で体格もパワーも走力もなく、技術・戦術に特化したチーム。黎明期のＪユースあるあるだ。R水口がポスト役だが体格がなくサイドに開く、というか、中央から逃げているように見える。I東條は確かに上手いがパワー不足で前線では厳しい。というか６０ｋｇ台後半が一人もいないのでは厳しい。立ち上がりから岡山学芸館が攻勢に出る。右のA森井はスピードとスタミナ抜群の典型的なサイドバック。左のG伊藤は正確な左足を持ち、クロスやサイドチェンジ、フリーキックがあり、自ら運べるエレガントな選手。J藤井はなかなかのドリブラーで、G伊藤とのコンビは絶妙で最大の武器となる。I永田は体幹が強く強烈なシュートを撃てる。N鶴海は足元に収めて運べてパスも出せる中盤の要。㉒高島は運べてタメを作って森井を活かす。パワー差と守備の激しさというか、単に気迫の差を感じた。試合は技術や戦術だけで決まるものではない。むしろわずかな差を気合で埋めるものだ。試合に臨むにあたってはもちろん技術や戦術が大事なのは言うまでもないが、いったん試合に入ってしまえば気迫が大きく勝負を分ける。コンタクトを恐れていては厳しい。しかし鳥取は奪ってもスローテンポに確実に繋ぎ、スピードアップしない。ロングボールもなく、サイドへサイドへ丁寧に繋ぎ、サイドチェンジもないから、岡山学芸館の密集を破れない。岡山学芸館は右ＣＫをG伊藤の左足、左ＣＫをJ藤井の右足で担当。１４分岡山学芸館、A森井のアーリークロスをI永田ポストターンシュート、ブロック。このシーンに限らず鳥取はしっかりシュートブロックに行ってるのだが、パワー差の前にボールが入った時点で潰せない印象を受けた。２０分、岡山学芸館J藤井からスルーパス、I永田が左に流しE山田左シュートはサイドネット。決定機。左フリーキックもJ藤井（右足）とG伊藤（左足）の担当。更にJ藤井のスルーパスに㉒高島フリーシュートは外す。超決定機。２３分、㉒高島→R杭谷瞳伍。左ハーフに入り、J藤井が右に。高島は単独突破がなかったのがベンチの不満だったのか。しかし左の攻撃力が半減すると思ったが。岡山学芸館E山田からI永田リターンをE山田シュート、ワンタッチ。ことごとくシュートブロックに行く鳥取である。３９分、鳥取が何となく蹴り出したボールがゴールラインを割り、岡山学芸館、このゲーム初のゴールキック。３８分、岡山学芸館、中で繋ぎインナーラップしたG伊藤が左足ミドルを右隅に叩き込み１−０。４１分には岡山学芸館、右ＣＫから決定的ヘッド、外れる。４３分、岡山学芸館J藤井の右クロスをE山田飛び込むが触れず。鳥取はこの時間帯R水口が右サイドバックに入り４バックへ。結局前半は１−０で終了。どう見ても岡山学芸館ペースだった。
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10月07日(日)
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