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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■関西学生リーグ第３節 大体大−立命大 びわこ大−京産大
さて立ち上がりからおそらく１００ｍ１０秒台の俊足、立命大N藤井の前に大体大O木出が繰り返しちぎられる。タテと分かっていても止めようがないスピード差。それを支えるL藤本の左足でのゲームメイク。I木藤は圧倒的なパワーで中で起点になるので、藤井の意識を集中させるわけにもいかず、次々にタテ突破を許し、中に丁寧なグラウンダークロスを入れられる。しかしＦＷ陣の中への入り方に工夫がなく合わない。㊴閼伽井はそういうところを期待されて入っていると思うのだが。D上岡はロングフィードや右から一気にN藤井にサイドチェンジを入れる。N藤井は昨年も思ったが、確実にＪを狙える逸材だ。テクニックもそれなりにある。ただ単に前に蹴り出して追いかけるようなドリブルじゃなく、足元で持って仕掛ける。S重松も激しい潰しを見せ、序盤から立命大ペース。@白坂も左足フィードで組み立てに加わる。というか今や大学レベルで組み立てに加われないＧＫは厳しいな。高校時代は下手だった大体大@立川ですらビルドアップできるようになったくらいだし。大体大もG堀内のスルーパスでリズムを作り相変わらずH林の動き出しとI末吉の仕掛けでカウンターをうかがう。今年はムービング系の２トップだが、林は身体も張れる。１０分までにN藤井が次々にタテ突破した後、大体大E平田がヘルプに入り、２人がかりでケアする。とは言え立命大も㉒塩田のフォローや、左の囮にクレバーな右サイドバックM西林の上がりなどで目先を変え、ペースを握り続ける。大体大はN大崎が実にバランスの取れた左サイドバックで、守備を主体に機をみて上がる姿勢を見せるので、立命大の右からの猛攻を許さない。立命大が右足ＦＫを㊴閼伽井が担当するのだが、スペシャリストというほどの精度はこの日はなかった。まずくもないが。３５分、大体大H林、左でのキープからG堀内が飛び込み、押されていた大体大が先制。４２分にも林の鋭いターンからシュートは上に外れる。大体大の中でも特にプロに近いのは立川と林、次いで平田と堀内だろう。前半は１−０で終了。
後半開始。立命大の攻勢が続く。藤井はスタミナも付き、タテを切られるとカットインを狙う。４６分にはL藤本のスルーパスにN藤井左クロスがあわやオウンゴール。５１分には立命大F竹本がミドル、外れる。決定機。５２分、大体大㉒塩田のフィードに飛び出すが合わず。立命大I木藤→J延。飛び出しに秀でたタイプ。木藤は東福岡時代から屈強な身体はあるがフルには走れない選手だから。後半立命大が次々にＣＫを獲得するが、@立川が抜群の高さで立ちはだかる。６７分、立命大㊴閼伽井→R築山。強くて上手いセンターフォワード。バランスという点ではI木藤を上回るし、スタメンの選択は監督の好み次第だ。６９分、大体大E平田→M永吉。平田は守備でよく走った。７３分、大体大S西田に警告。藤井の突破を倒した。ここで大体大F浅野→J大田。７７分立命大G鷺原→㊵津田。立命大はペースは落ちたものの攻勢が続くが、R築山にはよく収まるもののJ延が絡めない。８６分、大体大H林→L古城。結局押しながら立命大は決められず、大体大が１−０で勝利した。
とは言え、パーソン・オブ・ザ・マッチは立命大の藤井で決まりでしょう。圧倒的な突破を繰り返した。来年は特別指定でＪでも観たいが、立命大で特別指定の前例あったかな？Ｇ大阪やＣ大阪では厳しいが、両クラブはＪ３チームがあるし、京都でも岐阜でも、あるいは掌握すれば奈良でも。今はＪ３でも特別指定が可能だから。非常に楽しみ。
公式記録
関西学生リーグ
びわこ成蹊スポーツ大学−京都産業大学
４月１８日 １８時 西京極陸 ピッチ良 晴
びわこ大 京産大
−−−金原@−井上B−− −−−久保−−高橋−−−
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横山B堂鼻A−牛田−上村B橋本B田中B−立石B園部B
清川−藤松@−大西−上林B美馬B西村−−谷川B石川@
−−−−−田中B−−−− −−−−−西川A−−−−
びわこ大
ＧＫ １ 田中勘太 187/83 98/01/03 ３年 ベガルタ仙台ユース
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04月18日(水)
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