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サッカー観戦日記
by T.K.
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■滋賀県1部リーグ 比叡山−伊吹 守山−草津東 近江−綾羽
守山は全体に引き、FWが草津東のボランチをケアする形。これに対し草津東はバックラインで素早く広く動かしサイドでフリーで受けて運んで守山も4−4のブロックの外から次々にアーリークロスを入れる策に出る。開始すぐ、右アーリークロスに5番が左ポストに当てる。以降、守山は草津東のアーリークロスは捨てて中でマークを外さない意図か?しかし65番の巧みな動き出しで外され気味である。草津東は93番がエース格で技術があり打開力に秀でるが、自ら決めに行く印象を受けない。14分、草津東、右アーリークロスに65番ヘッド。0−1。直後には左から草津東5番→65番→5番左クロスは上に外れる。20分過ぎ、草津東、92番、やや深めから左クロス、ファーから入り込んだ65番が中でヘッド、右隅に。0−2。横からのクロスでしっかり予備動作もしていたので、守山としてはマーク外されたのは仕方ない。しかし一向に守山は前から行かず、ペースは変わらない。35分、守山、右深く切れ込みクロスに7番蹴り込む。1−2。ファーストシュート。42分、草津東、93番→5番→93番とつなぎ1対1は外れる。決定機。44分、草津東右アーリークロスに65番倒されPK。これを65番自ら右隅に決めてハットトリック。1−3。
前半は1−3で終了。
後半開始。50分(後半5分)、草津東96番の右アーリークロス、ファーに動き出した65番がフリーでワントラップシュート。1−4。53分、草津東、前半から続けてきたバックラインでパスが守山11番に、1対1を流し込む。2−4。60分、草津東84番→11番が右サイドバックに。92番が左センターバック、23番が左サイドバック。65分、守山9番→14番。79分、守山2番の右クロスを11番競って14番フリーでシュート。3−4。シュート3本で3点。草津東は甘いというか、確かに強いのだが、伝統校的な強さではなく、新興強豪校的な勝負への甘さを感じる。結局3−4で草津東が勝ったが、終始バックラインで幅広く回し、サイドをフリーにしてクロスの山を降らせても、守備で数が足りているのに甘さが出てしまう。伝統校的な強さとは対照的で不安も残る。
滋賀県1部リーグ
近江高校−綾羽高校
14時30分 ビッグレイクB 人工芝 晴
近江高校と言えば18年で強化3年目の彦根の高校である。彦根は水口や草津近辺といった湖南地区と比べるとサッカーが盛んとは決して言えないが、他県や他地区から選手を集めて強化し、昨年は2年生チームながら超守備的サッカーでPK戦狙いで全国高校総体に出場した。3年生中心になってどういうサッカーになるか興味があった。一方綾羽はすでに滋賀の強豪としての地位を確立している草津の高校で、ボトムアップ方式の強化を進めている。
近江 綾羽
−−−六五−−三五−−− −−−三八−−六五−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
二四−四六−−六七−二五 四二−二九−−六三−三五
九三−五二−−七十−八一 三十−六二−−七二−三二
−−−−−五四−−−−− −−−−−九八−−−−−
試合開始すぐに気づいたのは近江が普通に攻めているということだ。決して超守備的ではない。力そのものは若干綾羽が上回る感じを受けたが、遂に綾羽の同等のステージまで上がってきたか、という印象。特に2トップ。キャプテン65番は強く強烈な左足を持っている。動き出しもいい。35番はドリブラー。カウンターに威力を発揮する。しかし近江はボランチへのパスを綾羽に寸断され、サイドに追い込まれ、前へ蹴り出すシーンが多い。インサイドで動き方に工夫があれば。逆に近江はボランチを活かし中に寄せてからサイドを活かし、35番の快速突破が活きる。左サイドバック30番の左足精度はなかなか。バックラインのコントロールも統率が取れており、29番が大きな展開で中に集まった近江をかわす。42番は激しい闘争心を見せる。42番に限らずデュエルで近江を圧倒し、中盤を制圧する。65番は近江70番と激しいぶつかり合いを演じる。綾羽42番に警告は出るが、おおむね綾羽ペースで進む中、42分、近江24番から35番へ、シュートが決まり1−0。
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03月17日(土)
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