ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■大阪府一部リーグ 桃山学院−関大一 金光大阪B−大産大附
ハーフタイムで桃山学院13番→11番。桃山学院のプレッシングが効いてくる。これに対し関大一はボランチ14番が下がってボールを受けて組み立て始める。桃山学院は2トップへのマークが厳しくなったとみるや、14番が下がって組み立て始める。共にクレバーな状況判断だ。ベンチからの指示はさほどない。つまり双方妥協点上の展開なのだろう。桃山学院はカウンターに鋭さがなくなってくるが、関大一も運動量が下がり、インサイドが危険な状況に。交代で改善できるが、おそらくここもベンチは我慢の采配をしている。自分たちで何とかしろというメッセージだと思う。67分(後半22分)、桃山学院14番の左足ミドル、これが関大一のハンドを誘い、再びPK。これを今度は14番が蹴り、成功。1−1。一気に桃山学院の流れが来る。メンタルからか、運動量で桃山学院が優り、しかし関大一もシュートは撃たせず、つくづくDF陣が堅いチームだと思った。そして74分、関大一2番→13番。ポジションも役目も同じ。つまり運動量補充だ。これは最初からの予定通りだろう。しかし桃山学院の7番を中心とした攻勢は変わらず、14番も下がらなくなり高い位置で受け始める。しかし関大一DF陣もドリブルを警戒して突破は許さない。そんな中、89分に桃山学院14番右寄りから切れ込み強烈な左足ミドルを右上隅に叩き込み、2−1。このシュートで足を攣ったか、14番→20番。魂のミドルでした。結局桃山学院が2‐1で勝利した。

レベルの高いゲームで楽しかった。桃山学院はドリブルという長所を出し切った。関大一はパスサッカーだが、運動量と守備力が以前より落ちた。とは言えポテンシャルは高い。自分たちで考えてチームを完成させれば大きく成長できるだけのものはある。全体的には桃関大一が全ポジションに好選手が揃い、戦術的な幅も広かった。中からも外からも崩せて守勢にも強く、セットプレーもあり、高さもあった。あとはどう完成させるかだ。



大阪府1部リーグ
金光大阪高校B−大阪産業大学附属高校
16時30分 金光大阪グラウンド 人工芝 晴

金光大阪B        大産大附
−−−八番−−十番−−− −−−−−九番−−−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−十番−−−−−
十一−七番−−六番−九番 八番−六番−−七番−十八
五番−四番−−三番−二番 十六−三番−−二二−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−十二−−−−−

金光大阪Bは背番号固定じゃなさそう。明らかに大産大附のほうが強い。そもそも大産大附はプリンスで2位に入りプレミア参入戦にも出たことがあるチームだ。しかしイマイチ凄味がない。守備でガツガツしていないし、サイドも突破できるのにインサイドが飛び込まない。サイド攻撃の迫力はプリンスで好調だった時期と同じなのだが。8番はレフティー。バックラインはGK12番の統率で全く危なげなし。シャドーの10番は判断が早く両足ミドルあり。9番は動き出しが素晴らしい。3番はロングフィードあり。GKも。細かく繋げるし、大きな展開もある。しかしずっと違和感がある。30分、金光大阪Bは11番→18番。ずっと押されていたから。結局前半は0−0で終了。

ハーフタイムで大産大附16番→6番。金光大阪B20番FWに入り、8番が右ハーフ、18番がボランチに。ということは9番アウト?金光大阪Bベンチ「前半シュートゼロ」、大産大附「100パーでやれ」。双方内容に不満があるのだろう。そして金光大阪Bベンチはレフェリーに文句ばかり言う悪癖が出ている。65分(後半20分)、大産大附8番→17番。そのまま左ハーフ。8番は素晴らしいスピードだった。18番も速い。77分、大産大附10番→19番?10番は攻撃の中心だと思うが。83分、大産大附、9番→15番。後半ロスタイム、大産大附カウンター、15番ポストで落とし17番が左裏ペナに入ったところを斜め後ろから金光大阪Bが倒しPK。警告は出なかったが、裏を取られた時点で負けだった。このPKを誰か(ゲンキ?)決めて、同時にタイムアップ。0−1で大産大附が勝利した。


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03月04日(日)
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