ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■滋賀県1部リーグ 草津東−伊吹 北大津−水口
九番−二二−−十四−五五 九八−五一−−九七−八九
五番−五二−−四七−二十 −−九九−六十−十六−−
−−−−−誰々−−−−− −−−−−誰々−−−−−

北大津は分かりやすいタテの早いスタイル絶対的エース10番のロングスプリントと狭い局面を打開できるドリブルに賭ける。7番もなかなか。しかし全体的に守備に甘く、チーム力としては攻守とも物足りない。対する水口は滋賀県最古の名門で、昔は技術的アドバンテージがあった。しかし全国的に中学生年代がクラブチーム主体になる中で、湖南地区は中体連主体でアドバンテージがなくなり、タフに走り闘争心もあり駆け引きも出来るが、技術面では波のチームになってしまった。得てして長所は短所に直結する。湖南地区が育てた中体連のレベルの高さがクラブ発展を阻害している印象だ。

さてゲームは8分、北大津、ロングスルーパスに10番抜け出し右シュート、決まって1−0と先制。以降は水口ペースになるが、押し切れず、意図であろうサイド攻撃も冴えない。チームの完成度も現時点では低そうだ。前半1−0。

ところで前半途中であまりの寒さで雪が降ってきて耐えきれずスタンドからクラブハウスに逃げてきた。クラブハウスにもエアコンはついてないが、風がないだけマシだ。

後半開始。水口が押し込むも北大津がマークをずらされながら何とか守る。しかし
後半27分、北大津陣内のボールを83番が奪い流し込む。1−1。後半43分には左シュートが決まり1−2。ロスタイムにも1点追加。結局北大津1−3水口で終了。

クラブハウス内ゆえよく見えなかったが、後半は水口が支配し押し込んだ。北大津は時折カウンターを見せたが、スペースが与えられず、狭い局面を打開しきれなかった。北大津の10番みたいな派手な個性はなかったが水口は全体の質で北大津を上回り、苦戦しながらも勝ち切った。

02月17日(土)
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