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サッカー観戦日記
by T.K.
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■兵庫県高校新人戦準々決勝 神国大附−赤穂 滝二−明石南
滝二が確実にパスを回し、中盤のドリブラーが崩しにかかる。ただしいかにもこの時期の滝二らしく組織力は皆無である。以前兵庫一強時代は夏の時点でも組織を固めていなかった。大きく育てようという滝二のポリシーだろう。もっとも目立つのが左サイドバック6番で、強烈な左足で一気にサイドチェンジし、セットプレーでは正確無比なキックを蹴る。滝二最大の武器は6番の右コーナーキックだった。8番はバラバラになりがちのバックラインをよく統率しようとするが、早々に負傷交代。28番はキレある突破が売りのドリブラーでかなりポジショニングの自由を許され、エースかな?滝二は右CKをヘッドで先制。亜J菓子南は秩序だった守備を見せるが、セットプレーの守備が甘く、以降も苦戦する。セットプレーの守備の練習が足りていないのかな?さらに24番のポストプレーを明石南が後ろから引っ張ってPK。これを18番が右隅に決める。2−0。前半終了間際には6番の右CK、直接決まったか?3−0。ただしゴール取り消しだったかもしれない。前半終了。
後半に入り、さらに滝二は6番の右CKから数回チャンスを作る。後半20分回って追加点がなかったのと、ホットコーヒーが切れたのでここで帰路に就く。最終スコア6−0。やはり力の差があった。双方大きな成長の余地があるが、明石南の今季は苦しそうだ。滝二も現時点では神国大附ほどではないが、完成度の差であってポテンシャルの差は感じなかった。6番は兵庫選抜レベル。28番や18番の才能を感じる。プリンスまでに完成度を高めれば戦えそうだ。
01月28日(日)
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