ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアリーグWEST第1節 C大阪−大津
   18 勝田匠真  172/62 00/04/15 浜田市立第一中



途中から見る限りC大阪のほうが数段上と言わざるを得ない。しかし後方で持たされるシーンが多く、㉓瀬古は低く鋭いキックで味方に繋ぎ、味方もきちんと止める技術があるが、ボランチに入ると大津の寄せを警戒して前を向かず、極めて安全なパスばかり選択する。つまりバックパスかサイドバックへのパスで、ターンがない。フィジカルもあるし、身体を入れれば簡単に奪われないのに、リードされていてインサイドでゲームを作れないと苦しい。それでも2トップの動き出しがいいので、パスがどんどん入る。特にH山田は受け方とコントロールしてからのアイディアがよく、身長から連想させるような大型ポストプレーヤーではなく、むしろFWとしてはトップ脇タイプ。個人的には瀬古と並んでトップ昇格濃厚だと思っている。左の有水が高精度の右足を見せ、瀬古から上手くボールを引き出し脅威になっている。セットプレーも担当し、しかもC大阪が有水の精度を見込んでCK時に独特の形をとる。全員がニアかファーに固まって中央を空けたり、ゴールラインに密集したり。A梅木はL小林のフィードを促すいい上がりを見せる。右サイドの攻撃の主役でありながら守備センスも素晴らしい。今は頭で守っているが、走力を身につければかなり楽しみ。というか、この日は走力をあまり試されないゲームなので、既に走力も十分なのかもしれないが。
S齋藤がむしろ体を張るタイプのFW。こちらもこちらも受け方は抜群に上手い。大津はE福島が中盤で忠実に潰し、C大阪のインサイドを自由にさせない。身体も強いし頭もいい選手。C吉村は対人に強いがC大阪2トップにサイドに流れる動きに苦戦。しかしクロスにはいい対応を見せる。セレッソは次々にチャンスを作るがシュートミスが多い。枠を外したりブロックに当てたり。観戦ノートは1試合1ページに決めているのだが、このゲーム、C大阪のチャンスを全てメモしていたらスペースが足りなくなる、と判断して控えるほどC大阪が押している。41分、C大阪、右CK、G有水のキックに大津触るが甘くL小林ダイレクトで合わせ1−2。直後にもC大阪、右クロス、A梅木に見えたがファーにこぼれD上田トラップシュートはブロック。超決定機。44分、C大阪S齋藤が右で受け、ペナ内に4人突っ込み㊸西村ヘッドで追いつく。2−2。前半終了。

遅刻ということもあって、手元集計は取っていないので公式記録から。シュート数15対3。圧倒的にC大阪ペースだったと言えるだろう。

ハーフタイムで大津㉗野口→H大崎舜。FWに入り、I水野が左ハーフへ。46分、C大阪㊸西村のフィードにH山田競って大津DF処理ミス、裏に抜け出しG有水流し込む。3−2。

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04月08日(土)
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