ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■京都府1部リーグ 久御山−京都外大西 立宇治−京都共栄 京都橘B−京都両洋
京都共栄は監督が常に前に出てバックラインに細かく指示を出し、ラインを押し上げ、小まめに上下させ、相手FWをオフサイドポジションにさせ、全体をコンパクトに保つ。出来れば選手たちが自らの力でラインコントロールできるようにしたい。6分、京都共栄、左CKで14番が直接狙い、立宇治GKパンチミスが正面の京都共栄40番へ、ヘッドで叩き込み京都共栄先制。0−1。京都共栄は全体に線が細くパワー不足が目立つ。対する立宇治は81番はパワフルで7番が長短のパスで組み立て、59番が散らす。22分、立宇治、81番のシュートは右ポストを叩く。決定機。29分、京都共栄、31番が狙いすましたループは上のネット。互角のまま推移し、結局前半は0−1で終了。

ハーフタイムで立宇治10番→11番。京都共栄は10番と14番が抜群のテクニックでカウンターの中心となり、また中盤の運動量もある。58分、立宇治カウンター、右サイドに開いた81番を潰せず、中に落とすと2対1、65番から左ドフリーの11番が難なく流し込み1−1。京都共栄はパワーでは81番に歯が立たないから、警告受けてもファウルで潰すべきだった。60分、京都共栄31番→13番。ベンチ「トップ下2枚、ミクニ、アンカー」という指示で4−1−4−1へ。14番が1ボランチ、13番がトップに。65分、立宇治15番→70番。70分を過ぎても京都共栄の運動量が落ちず、35分ハーフの高校総体予選を考えると、間違いなく全国を狙える力があると確信した。75分、立宇治81番→23番。77分、京都共栄GKパントキック、13番が裏を取り1対1、GKに当ててしまう。超決定機。80分、立宇治、右から繋ぎ7番スーパーミドルを叩き込み2−1。85分、京都共栄14番の右CKヘッドクリアを8番?入っていた?が決めて2−2。88分、立宇治59番に警告。ラフ。結局2−2で引き分けた。

ポテンシャルでは立宇治だと思った。体つきがしっかりしているし、止める蹴るの基本もある。15番と65番は仕掛けてSBも上がりも待てる。センターラインは強力そのもの。間違いなく京都ではトップクラスだろう。京都共栄は十分な力があることは分かった。あとは自分たちの判断力を高めることだろう。ベンチの指示に頼りすぎだと思った。


念のため。高体連の大会は1高校1チームのみ出場という高体連の論理をサッカーの論理に優先させているが、サッカー協会の大会はAチームのみならず複数チームエントリー可能になっている。京都橘Bは以前京都府1部リーグを制したことがある。この時はプリンスリーグ参入戦のレギュレーションの不備で、Aチームが結局プレミアリーグに昇格したのにもかかわらず、Bチームは参入戦に参加すらできなかった。とは言え、Bチームで臨んだ昨年度の新人戦では優勝しており、Bチームと言えども京都府トップレベルなのは確かだ。


京都府1部リーグ
京都橘高校B−京都両洋高校
4月1日 14時 宝ヶ池球 人工芝 晴
京都橘B         京都両洋
−−−十一−−九番−−− −−−−−九番−−−−−
−−−−−十番−−−−− −十一−−二五−−七番−
四番−六番−−七番−八番 −−−十番−−八番−−−
−−二番−五番−十三−− 三番−五番−−四番−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−


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04月01日(土)
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