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サッカー観戦日記
by T.K.
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■大阪高校女子新人戦決勝 大阪桐蔭−大商学園 U−16女子代表−大阪学芸
後半大商学園は選手交代を交え、特にE藤原→R北川をポストプレーヤーとしてFWに入れ、J林涼香をボランチに入れたのはバランスを保ちながら攻撃力を高めるオプションだと思った。そしてサイドを走らせるスタイルからサイドハーフも入れ代える。しかし大阪桐蔭はサイドのスペースのFWが流れてロングカウンターという形を作り、支配されながらも押されてはいない。後半もスコア動かず、20分間の延長へ。
延長でもペースは変わらない。力としては大商が上だと思うが、大阪桐蔭も抵抗する術は心得ていて、必死に耐える。決定機ベースでは互角。そして試合終了。引き分けで優勝はPK戦で決めることになった。
大阪桐蔭:R樋口、成功。真ん中
大商学園:I林かおる、成功。逆を突いて左。
大阪桐蔭:㉑廣崎、成功。逆を突いて右。
大商学園:J林涼香、失敗。左もコース甘くセーブ。
大阪桐蔭:B南里、成功。逆を突いて右。
大商学園:㉖前川、成功。逆を突いて右。
大阪桐蔭:㉓小川、成功。真ん中。
大商学園:B田中、成功。真ん中。
大阪桐蔭:㉖中尾、成功。左。
結局PK戦の結果大阪桐蔭が3年ぶり6回目の新人戦優勝を決めた。
なお両校とも判定に対する異議が見られず(ベンチには見られたが)、このゲームを捌くレフェリーのレベルの高さはあったが、全く問題なくゲームが進んだ。私はレフェリーとの駆け引きも面白いと思っているが、選手のレベルを超えた力のあるレフェリーに対しては異議など唱えるべきではないと思っているし、それでも異議を唱えたいなら、自らの手でもっと力のあるレフェリーを育てたりと対案がないといけないと思っているので、このゲームの異議の無さは、レフェリーへの絶対服従などとは全く性質の違う気持ちのいいものだった。
練習試合
U−16女子代表−大阪学芸高校
堺S2 13時30分 ピッチ良 晴
U−16女子代表 大阪学芸
−−−十六−−十九−−− −−−六番−−九番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
二二−九番−−十四−三番 十七−三四−−二四−四三
二番−七番−−五番−六番 五番−三番−−三六−四番
−−−−−二十−−−−− −−−−−四一−−−−−
立ち上がりからU−16代表が丁寧に繋ぎ16番のポストからサイドに展開し、スピード豊かな22番が突っかけたり、9番の展開力で一気に右に出したり、テクニックもキープ力も高く単独で打開できる14番に預けたりと選択肢は多い。しかし守備面は、となると懸命に走る真面目なチームを目指しているのに、局面で激しく当たらず、大阪学芸に十分なプレッシャーになっていない。7番はいいフィード、5番はいい潰しあり。キャプテンで大柄な2番(マコト)は14番と並ぶチームの柱でよく走りよく潰す。対する大阪学芸は基本に忠実で長短のパスの変化があり、激しく潰せるチーム。30×3本の1本目は動きなし。
2本目、3番→11番がボランチに。14番右ハーフに。16番→4番FW。いきなり大阪学芸のロングボールが入り45番決めて0−1。14分にもロングボールに34番決めて0−2。しかし15分、カウンターから中シュート。1−2。更に終盤右クロスの14番ボレーで2−2。2本目は2−2で終了。
3本目に代表はこういう布陣↓
−−−十六−−七番−−−
−−−−−−−−−−−−
十番−十二−−十三−三番
六番−八番−−二番−二四
−−−−−誰々−−−−−
5分、大阪学芸が加点2−3。17分、7番ターンシュート。3−3。20分、左から崩した大阪学芸が決めて3−4。25分、代表、スルーパスに16番抜け出し決めて4−4。最終スコア4−4。試合終了。
代表はかなりまずい状態だと思いました。キャプテン2番、中盤の14番、FW16番が軸かな?16番はクサビに入りつつフォアチェックし続けた。2番はCBとしての体格もあり、よく走った。しかしプレースタイルが単調で、単調なら単調でいいが、身体を張るプレーや強烈なパーソナリティーに欠けた。
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02月19日(日)
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