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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアカップ関西大会準決勝 G大阪−京都 C大阪−千里丘
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
開始3分C大阪が左寄りフォアチェックでカット、8番が中に入り左側から右隅に流し込み1−0。C大阪は2トップのフォアチェックが激しく、しかも2人ともポストプレーが得意で、千里丘の激しい寄せに対して半身でトリッキーにアウトサイドを多用して正確に味方に落とすので手に負えない。10番と6番は運べるボランチで10番は決定的なパスも出せて声も出る。6番はレフティーで正確なキックが光る。8番と7番は搾り気味で受け方が上手く、特に8番は中に入り、スピード豊かな右SB19番を活かす。34番はフィードが正確。2番と18番のCBコンビは高さはないが、千里丘の長身CF9番に激しく寄せて対抗、地上戦の守備力は極めて高い。GKはキックが伸びる。要するに全員が一芸を持っている。対する千里丘はいつもながら激しい守備ができるチームでセンターラインが強烈。CB5番は大柄で強く激しい寄せがある。C大阪2トップにしっかり寄せるが、C大阪は足先で正確に落とせるのが誤算だった。2シャドーの10番はレフティーの技巧派で運べるしトリッキー。8番も大柄で強靭な身体を活かしたキープからパスを狙う。キャプテン9番はチーム1の長身ポストプレーヤーで責任感も強く、激しくフォアチェックする。GK1番はキャッチングが高くて安定している。
ゲームはC大阪がポゼッションで上回る上にカウンターでも2ポストが活き、ずっとペースを握る。こういう展開でも耐えられるのが千里丘というクラブだ。しかし前半終了間際、後方でのミスを奪われ、パスにDFが対処ミス、C大阪9番が左裏を抜けて角度のないところからニア上を破り、2−0。前半終了。
ハーフタイムでC大阪17番→20番、8番→59番。千里丘の必死の全員守備が光るが、前半から頑張っていた9番が警告を受けてしまう。繰り返し?無論この繰り返しは悪質なものではなく、人一倍フォアチェックしているので仕方ないものではある。40分(30分ハーフ)千里丘6番→14番。8番が1ボランチに、7番がシャドー、14番が左ウイングに。8番はボランチとしての守備力もなかなかで、交代は攻撃を厚くする意図だろう。しかし14番はC大阪19番に大苦戦。19番に限らずC大阪バックラインは個人で止め切れる守備力があるので、ウインガー・タイプには厳しい。46分千里丘14番→15番。C大阪は18番の左足フィードも生き始め、ますます千里丘は苦しい。そして50分、9番アウトで右サイドバックを入れ、8番がCFに、右サイドバック3番がボランチに回る。8番も必死にポストプレーをこなそうとする。見事なまでの万能選手ぶりである。しかしC大阪の攻勢は続き、終了間際には押し込んで20番が決めて3−0でC大阪が決勝進出を決めた。
C大阪が個々の能力で上回ったのは確かだ。全員に観るべきものがあった。しかし決定力があったから点差はついたが、千里丘もよく耐えていた。普通なら点差はつかなかったのでは?やはり局面で戦うのは大事だな、と思う。激しく当たってC大阪に気持ちよくプレーさせなかった。新チームも期待できそうだ。
02月05日(日)
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