ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4379677hit]
■高校総体京都大会決勝 京都橘−洛北(6月5日分)
2分、京都橘H輪木の右クロスにファーでF岩崎が素晴らしいボディバランスでトラップ、流し込み、あっという間に京都橘先制。右でフリーを作ったらファーポストより遠めの守備は甘くなる。そこを突いた岩崎のストライカーらしい動きだった。9分、京都橘右FK、70度30m、F岩崎の右足は上に外れる。京都橘は以前は徹底的にパスを繋ぐサッカーで勝負弱かったが、今はシンプルな攻撃とのバランスが取れて、勝負強いいいチームになっている。洛北はタテに速く、F松村尚の左足や長身I今井の高さを活かした伝統の速い攻撃が持ち味だ。A田原の粘り強い守備も光る。京都橘はGKK西川が高くハイボールのキャッチがしっかりしていて、キックも伸び、身体能力が高い。CB陣も高さがあり、特にC水井は空中戦で今井に対し優位に立つ。B清水も高く、だんだん洛北I今井が消されていく。I梅津は身体能力は並だが技術を極限まで突き詰めたタイプの選手で多彩なキックとパスが光る。H輪木は典型的右サイドアタッカーで洛北の強力な左サイドと渡り合う。J堤原は裏に飛び出しつつ、フォアチェックも頑張り、サイドに流れがちな岩崎に代わって9番のポジションである。16分、京都橘バックパス、GKK西川に洛北FW詰め、西川が大きく蹴ろうとするところをブロック、ゴール方向に飛ぶが枠を外れる。西川は試合勘が足りないのか、このゲーム大きなミスを3回するが、そのうちの1回だった。20分、洛北D豊坂が右突破、倒され右FK。これをF松村尚が左足で入れるがゴールラインを割る。23分、京都橘、J堤原右シュート、ファーにF岩崎詰めるが届かず。ワンタッチあったか、左CK、F岩崎のボールにD水井ヘッド、ワンタッチ、右CK。これは逸機。25分、京都橘、右FKF岩崎のキックにC吉水高いヘッド、決まって2−0。27分、京都橘、裏に出しF岩崎前空いて左足シュート、右に外れる。超決定機。29分、洛北F松村尚左FK、左足はクリア。拾ってD豊坂右クロスはクリア。34分にもF松村尚の左FK、左足に京都橘GK西川ファーに飛び出す、高い位置で見事にキャッチかと思いきやボールが伸びキャッチミス、右スローインへ。この日2回目の大きなミスだった。能力の高さゆえだが。このスローインを中で繋ぎスルーパスにI今井右隅に決める。2−1。初シュートで初ゴール。前半は2‐1で終了。
前半シュート数6(4)対1(1)、CK数1対1、GK数2対6、オフサイド数1対1、クロス数1対3、ファウル数8対6、FK数2対3。間違いなく京都橘ペースだが、洛北の追撃点でわからなくなった。力そのものは京都橘が一枚上だが、高校生は分からないので。
ハーフタイム、京都橘の吹奏楽部「オレンジの悪魔」の独演会が始まる。いきなりこの時期に「ウィンター・ゲームス」その後もいろんな曲を演奏する。洛北も演奏するが完全に負けている。得点シーンも演奏後歓声を上げて、明らかに京都橘吹奏楽部が応援慣れしている。
ハーフタイム、洛北E柴田→K樋口、F松村尚→M広橋、I今井→L中村。今井は高さ負けして持ち味を消されていたからやむを得ないか。松村尚のキックも捨てがたいが、H輪木対策か。L中村1トップ、M広橋シャドー、樋口が左に入る、4−2−3−1に変更。開始1分、京都橘D水井仕掛けて倒され、左FK。F岩崎のキックにニアC吉水ヘッドで逸らすが洛北DFライン手前でブロック。超決定機。38分(35分ハーフ)、京都橘、右スローインをF岩崎ペナ角付近を突破、左のJ堤原にパス、難なく決めて3−1。直後にも左70度FK、F岩崎のキックはゴールライン割る。41分、洛北、裏に出しL中村がペナ左寄りに侵入、GKK西川が出るタイミングを逃がし、しかも倒してしまい、警告&PK。少し前だったら決定機阻止で退場だった。このPKをL中村が自ら決めて3−2。京都橘放り込みにH輪木落としI梅津突っ込むがGK抑える。45分、京都橘A稲津に警告。故意。M広橋の左FK,右足はGK西川高くキャッチ。46分、M広橋スルーパスは京都橘C吉水カット。洛北J中尾→S小?。50分、京都橘F岩崎のキックは中でオフェンスファウル。54分、洛北仕掛けて左60度40mFK、M広橋の右足は逸機。洛北の布陣は↓の感じ。
洛北
[5]続きを読む
06月06日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る