ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4378226hit]

■関西学生リーグ第4節 桃山大−立命大 阪南大−びわこ大
桃山大は今期観戦3回目なのでだいぶ特徴が分かってきている。3トップはI中井が技巧派でセットプレーも任されるキック精度がある。H岡は力強く、足元も確かで、点を狙う感覚もある。L田中は攻守に奮闘。㉒石黒とF堂園は力強くポジショニングが正確で特に守備面で効いている。と言うか、中盤の守備意識が全体的に高い。これをつまらないサッカーという人はいるだろうが、関西学生リーグの中には、がっちり守るカウンターサッカーのチームもあった方が魅力的なリーグになると思いますよ。対する立命大はF高畑が左足でプレーメーカーになり、大きく展開したり、確実に繋いだり、自ら運んで決定的なパスを出したりと大黒柱。㉒池松は圧倒的な高さが魅力。岡も潰せている。H木藤はパワフルだが、桃山大が人数をかけて守るので孤立気味。それでも構わず当ててしまえばいいのに、とは思うが、
立命大は木藤をあまり使わず、サイドを使う。ただし桃山大がサイドも蓋をしていてクロスが上がらない。4分、立命大、I國分が右を破りクロスに大外でL中野ヘッドはセーブ。7分、立命大L中野シュートは正面。立命大ペース。桃山大も狙い通りの守備的サッカーだが、シュートを撃たれてはいけない。10分、立命大㉒池松から桃山大I中井がカット、右フリーのH岡が難なく決める。1−0。池松は絶対にやってはいけないミス。逆に中井はしつこいいい守備。12分、桃山大H木藤ポストプレーからI中井シュートは外れる。14分、立命大、右CKでF高畑の正確な左足。逸機。20分、立命大、E清水の横パスを桃山大H岡カット、立命大Q高原潰す。決定機。ノーファウル。正しい判定。26分、桃山大、左FKC岩崎の正確な左足、逸機。30分、立命大L中野の左クロス、カットで左CK。I國分が右足で担当。31分、立命大㉕佐當に警告。レイトタックル。34分、立命大L中野から一気にI國分へ、流れる。いい展開。37分、立命大L中野裏へ、H木藤がいい動き出しからシュートに行くがコース防がれる。38分、桃山大I中井が裏へO松枝に届かす。今度はO松枝からいいタイミングで上がった㊺西岡へ、しかし惜しくもオフサイド。45分、H木藤ポストプレー、I國分シュートは上に外れる。結局前半は1−0.

前半シュート数5(2)対5(4)、CK数1対5、GK数1対3、オフサイド数1対0、クロス数3対3、ファウル数7対8、FK数1対1。まあタフな守り合いだったのではないでしょうか?両者CFが流れから消されていた。

後半開始。46分、立命大C大田の右クロスにH木藤高いヘッド、1−1。50分、立命大F高畑ミドルは正面。53分、立命大左CK、I國分の右足は逸機。57分、立命大E清水ロングは上に外れる。桃山大㊺西岡が守備的サイドバックとして奮闘。59分、立命大スルーパスにL中野が中に入れI國分ボレーは上に外れる。61分、桃山大O松枝→J岩井。そのまま右ハーフに。立命大㉕佐當ミドル、なかなかいいシュート。65分、桃山大L田中からF堂園ミドルは上に外れる。67分、立命大L中野→J蒲生。中野はだんだん突破できなくなっていた。ダッシュを繰り返す走力はなかなかだった。㉔芝がタメてJ蒲生へ左クロスにファーで詰めるがオフェンスファウル。76分、立命大H木藤→㉜築山。木藤は走れなくなっていた。もともと走るタイプではないが。築山は昨年強かった久御山高校のCFだが、1年生でベンチ入りするとは。パワーはないが動き出しが抜群でゲームを決められる選手。いわゆるリアルストライカー。78分、桃山大I中井→R中林。バランスのとれたFWでパワーもある、H岡への負担を減らす意図か?岡は身体を張るプレーばかり要求されていたが、フィニッシャーとしてのプレーが出来てない。83分、立命大F高畑津コムも潰される。83分、F高畑→D藤本。怪我?87分、立命大左クロスに大外でR中林合わせるが右サイドネット。結局1−1でタイムアップ。

後半シュート数3対6、CK数1対1、GK数6対4、クロス数6対8、ファウル数3対10、FK数0対1。後半は立命大ペースだったが桃山大の守備の奮闘の前に攻略しきれず。面白いゲームでした。

公式記録




関西学生リーグ

[5]続きを読む

04月30日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る