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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアリーグ第1節 神戸弘陵−名古屋(4月10日)
立ち上がり、名古屋の個人能力の高さが見て取れた。しかし神戸弘陵は素早くタテに入れ、FWは名古屋ボランチへのパスコースを遮断し、ボールを奪えばスペースに流れて起点になる。攻撃は立ち上がり中盤を省略し、素早い攻めでペースをつかむ。入りは圧倒的に神戸弘陵がいい。3分、神戸弘陵右FK、F木野(右足)と安達(左足)が構え、木野蹴るがゴールライン割る。5分、名古屋J田中が右突破、M杉浦へ、シュートはセーブ。決定機。7分、名古屋I梶山カットインシュート、上に外れる。10分、神戸弘陵J村山初シュート、右上に外れる。名古屋はH深堀が快速で力強さもあり、強烈な存在感。J田中も物凄いスピード。I梶山はタメを作れて、味方の上がりを促す。Q杉田の展開や㉖菅原の潰しも強烈で、ボランチは守備面で貢献度が高いが攻撃面ではあまりパスが来ない。DF陣も圧倒的な守備力で、攻守にわたり1対1は圧倒的な勝率を誇る。対する神戸弘陵はG谷後が守備力で中盤を締めつつ、飛び出す状況判断もいい。F木野はビルドアップの起点になる。そしての呉屋がボランチを空け過ぎなので、神戸弘陵のボランチの良さが出てしまう。I安達はレフティで正確なクロスあり。B木村、Q中垣のCBコンビは高さに欠け、1対1でも劣勢ながら、ギリギリのところで粘れる執念がある。DFとしてもっとも重要な責任感を感じる。15分、名古屋I梶山、右でドリブルから㉖菅原、J田中、A宮島とつなぎ、右ミドル、上に外れる。直後にも右パスをH深堀が裏を取りQ杉田へ、しかし神戸弘陵DF良く戻りカット。18分、神戸弘陵、C三浦の右シュート、I安達触り、こぼれをF木野シュート、セーブをP竹村押し込む。1−0。まさにラッシュパンチだった。20分、神戸弘陵J村山タメてD野中左クロス、GK@田渕キャッチ。この安定感と言い、田渕も並のGKではない。素晴らしい逸材だ。23分、名古屋、正面27mFK、H深堀(右足)とJ田中(右足)が構え田中が右隅を襲うがセーブ。決定機。その右CK、J田中のキックは逸機。27分、神戸弘陵左クロスにJ村山落としC渡辺右クロスは合わず。29分、神戸弘陵、右CK、I安達の左足にP竹村、右アウトにかけたシュート外れる。ワンタッチあり。竹村が意外にシュートテクニックもあり、思い切りの良さと言い、なかなかの好選手。その右CK、安達の左足からショートでP竹村に繋ぎ右クロス、G谷後中でフリーで飛び込みヘッドで逸らす。決まって2−0。33分、名古屋Q杉田強烈なミドル、左隅、セーブで左CKへ。38分、神戸弘陵G谷後からJ村山から㉒住田へ、ヘッドはライン上ブロック、ノーゴール。神戸弘陵Q中垣が名古屋I梶山に奪われ左クロス、B木村よくカットし左CKに逃げる。40分、神戸弘陵J深堀から裏へ、名古屋A宮島故意に倒し警告。41分、神戸弘陵、右FK、F木野、I安達、安達のキックがファーに飛ぶがクリア。結局前半は2−0で終了。
前半シュート数5(5)対6(3)、CK数3対4、GK数5対2、オフサイド数0対4、クロス数5対9、ファウル数2対11、FK数3対1。何というか、個々の能力で優る名古屋のバラバラ感があった。個々の能力では劣るとはいっても神戸弘陵のそれも高体連トップクラスなわけで、組織力で明らかに劣っては戦えない。1対1で勝ってもサッカー11対11の勝負。神戸弘陵が割り切ったサッカーをしていることもあって、名古屋はなかなか勝機を見出せなかった。
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04月13日(水)
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