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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミア参入戦 新潟ー徳島市立 磐田ー神戸弘陵
MF 7 興津利弥
9 津島孝至
10 大西遼太郎
18 伊藤洋輝
FW 8 立川嶺
11 山下諒也
神戸弘陵 監督:谷純一
GK 1 鈴木悠太
DF 2 松岡耕生
4 山口翔也
5 大隅育志
18 多田勇慈郎
MF 7 下山祥志
13 野中歩真
14 谷後滉人
15 安達敬祐
FW 9 土井智之
10 入谷子龍
支配力に優る磐田の保持が長くなるが、神戸弘陵も奪ったら蹴り出さずじっくり繋いで持ち上がる能力があるので、一方的に走らされる展開にはならない。磐田はQ伊藤の中盤でのボール奪取とF興津の突破力が光るが、神戸弘陵も左サイドバックD大隅の能力が高く、攻撃力や一気のサイドチェンジなどがあり、興津の長所ばかりを発揮させない。磐田はJ山下のいきなりトップスピードに乗るタテ突破やI大西の好パスなどで押し気味だが、神戸弘陵もM谷後が中盤中央で良く抵抗し、C山口もヘッドで跳ね返す。28分、神戸弘陵、CKからクリアを拾った瞬間、ゴール前のC山口がフリーになっていてスルーパスが通り1対1を難なく決める。磐田が守から攻への切り替えで一瞬集中力が途絶えた。その後磐田が次々に決定機を迎えるも決め切れず、これは典型的な格下が格上を破る展開だと思った。後半に入り、やや膠着するが、62分、磐田G立川のフォアチェックで奪いJ山下へ、フリーで決めて1−1。これは神戸弘陵にとってダメージが大きく、一気に疲労が来る失点だと思った。18分には磐田J山下がタメてL森下の左クロスにG立川がわずかに届かず。完全に崩した超決定機だった。しかし以降は双方決定機無く、後半も終了。1−1で15分ハーフの延長へ。再び神戸弘陵が持ち直し104分にF下山のミドルが決まり磐田1−2神戸弘陵で試合終了。典型的なジャイアントキリングで神戸弘陵がプレミア昇格を果たした。
磐田はボールを支配したが、思い切りがなく、ミドルが少なかったため、神戸弘陵が落ち着いて引いて対応した。中盤からの飛び出しもなく、リスクをとことん避けてしまった印象。このレベルで確実に勝ちに行こうとして裏目に出てしまった。一方神戸弘陵は関西では一番プレミアに近いチームだと踏んでいたし、奇跡的なプリンス関西優勝で勢いに乗っていたかもしれない。研ぎ澄まされた印象を受けた。勝負にシビアでタフだった。
公式記録
12月13日(日)
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