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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■全国高校総体３回戦 立正大淞南ー草津東 久御山ー市船
草津東は滋賀予選での余裕たっぷりにパスを回すサッカーから、近畿大会では自陣にブロックを作ってカウンターを狙うサッカーに変わっていて、今年部長から監督に復帰した小林先生が全国準優勝するなど結果を出していた時期のサッカーに回帰するのか、と思っていた。滋賀大会のサッカーはあくまで引いて守る相手を崩すサッカーかと。しかしまあ予想は外れた。試合開始すぐ、草津東はパスを繋ぎポゼッションを狙った。対する立正大淞南は激しい当たりで対抗。パワー差は大きく、ことごとく立正大淞南が当たり勝つ。１ボランチJ吉田は激しい当たりで潰し、I上村は圧倒的な突破力を見せる。しかしＣＢコンビは草津東H高橋に大苦戦。空中戦でギリギリの守備が続き、しかも高橋は仕掛けられるので、前尾を向かれたら形を作られピンチに陥る。３分、草津東レフティーJ鎌田がカットインからシュートは正面。７分、立正大淞南I上村が右裏で受けてシュートはブロック。シュートにカウントせず。８分、草津東カウンターI山本悠からF北川へ、立正大淞南B澤田が突破を倒しファウル。右ＦＫ、I山本悠のキックはこぼれをミドルもブロック。１１分、立正大淞南右ＣＫ、M上西がスルーしてP井上がペナ外正面からシュート、ブロック。立正大淞南らしいトリックサインプレー。１３分、草津東、右ＣＫ、I山本悠のキックにヘッドで逸らすも枠外。１４分、立正大淞南P井上からO杉本がポストに入り左のM上西へ、フリーで流し込み１−０。１６分、草津東I山本悠、上手いドリブルからターン、ラストパスはカット。２２分、立正大淞南、右ＣＫを短くつなぎ右クロスは草津東ＧＫパンチ。再度右ＣＫも逸機。P井上は素晴らしい馬力で起点になり仕掛けられる好選手。２４分、草津東、右ＣＫでI山本悠のキックを繋いで再びI山本が右クロス、ＧＫ正面。ここまで草津東はI山本とH高橋が好調なのに対し。右のF北川は全くと言うほどスピードを活かした突破が封じられ、J鎌田も突破がほとんどない。両サイドが封じられているので。中で回すのだが、M犬飼は激しい当たりで潰され、E山本琢は守備に追われるという厳しい状況で、I山本悠の校長に頼り気味という状況である。トリッキーなトラップと素早い仕掛け、そして徐々に引いて下がって受けてパス回しでゲームを作り始める。２９分、立正大淞南C武田から草津東H高橋奪って仕掛けるが右ＣＫに逃げる。２７分、草津東I山本悠から左のJ鎌田へ、左クロスは中でカット。立正大淞南L白岩は抜群の突破力と捌きで草津東の守備を集中させ、I上村のパワフルなブロックドリブルを引き出し、草津東J鎌田が下がらざるを得ず、攻守に中途半端な状況である。立正大淞南、カウンターからM上西、左シュート、セーブ。決定機。３６分、草津東H高橋が強引な中央突破から右シュートはワンタッチあり、右ＣＫに。I山本悠のキックはＧＫキャッチ。前半は１−０で終了。
前半シュート数５（４）対４（２）、ＣＫ数２対４、ＧＫ数１対３、オフサイド２対０、クロス数５対４、ファウル数７対３、ＦＫ数０対１。まあボールを回す草津東と激しい当たりで潰す立正大淞南と。互角の前半だった。立正大淞南はJ吉田が効いていて、I山本悠がトップ下に入ったときはタイトにマークする。しかしマンマークではなく、とにかくバイタルを埋めて決定的な仕事をさせない。
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08月05日(水)
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