ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4383953hit]
■近畿大会女子準決勝 大商−精華
2分、大商、左クロスにI中山ヘッドも左CKに逃げる。3分、大商、左クロスにJ山田合わせるもクリア。立ち上がりから大商が飛ばしている。立ち上がりだけかと思ったら、前半勝負に出ているようだ。大商は右サイドバックD野田がポジショニングが抜群に良く、高い位置を取り起点になる一方で素早く下がりピンチを未然に防いでいる。C林かおるはカバーも寄せも抜群に良く、競り方が素晴らしい。フィードで起点にもなれる。大商伝統の固いCBの系譜を継ぐ選手。B久保田も運べて起点になれるバランスの取れた選手。右のF常田那はD野田と連動した動きで圧倒的な突破力を誇る。左のG常田麻はカットインや飛び込みがいい。そして2トップのI中山、J山田は大柄だがどちらも点取り屋でなく、足元で受けて変化をつけたいタイプ。対する精華は右のG小路が運べて相手をよく見てボールをつつく守備が見事。D前川はカバーがいい。F金塚は高いテクニックでキープ力が抜群で、キープからパスを狙う。横へのドリブルも多い。I山下は運べて飛び出せる選手。前線は基本技術はしっかりしているが、突破がないので回すばかりで崩せないパスサッカーにありがちな罠にはまっている。11分、大商F常田那の右クロスにG常田麻飛び込むも当たり損ね。決定機。右の攻めが厚いので逆サイドを捕まえるのは厳しい状況である。12分、大商H藤根の右クロスにJ山田ポスト、左に流れ、再び山田へ、シュートはセーブ。決定機。12分。大商、左CK、I中山のキック、逸機。精華はバックラインがバラバラで裏を取られたり。2列目の飛び出しを捕まえられなかったりと非常に苦しい。大商のシュート数が増える一方になる。23分、大商B久保田タメてI中山左クロスにJ山田ヘッド外れる。精華はE藤原は両足でのフィードを見せる。26分、大商、速い攻めF常田那の右クロスにファーでG常田麻飛び込みハーフボレで決める。1−0。D野田の突破、精華H益倉が抜かれかけるが粘って奪い返す。H益倉は守備はイマイチだが、この粘り強さ、執念がサイドバックを任される理由なのだろう。35分、左クロスB久保田シュートもGKに当てる。決定機。前半は1−0で終了。
前半シュート数8(3)対3(2)、CK数2対0、GK数2対5、オフサイド数0対1.クロス数11対1、ファウル数5対1と大商がクロスを入れまくっていたことがわかる。しかも左右のバランスもいい。ただ精華もよく抵抗し、後半勝負に持ち込んだ。後半は大商のペースが落ちるのは目に見えているので、精華の攻撃力が観られる展開だ。
[5]続きを読む
06月21日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る