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サッカー観戦日記
by T.K.
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■大垣フェスティバル グループD アカ福ー岐阜U-16 履正社ー作陽
後半シュート数8対1、GK数1対6、オフサイド数1対0、クロス数7対0、ファウル数3対0、FK数0対1。力の差は歴然としていた。アカ福はインサイドが強力にゲームを支配、サイドはゴール前に顔を出し、得点チャンスを量産した。岐阜GK加藤の大活躍がなかったら何点入っていたか。アカ福GKオビは超人的なセーブ力のあるGKだが、全くいいところを発揮できるシーンがなかったが、コーチングで貢献。やはり声が出るチームは大きい。時間帯ごとに組織力が向上していた。
大垣フェスティバル
履正社高校−作陽高校
赤坂スポーツ公園 15時 ピッチ悪 曇り
履正社 作陽
−西村−−菅原−−林−− −−−−−八番−−−−−
−−−牧野−−小川−−− −十二−−二七−−九八−
−−−−−田中−−−−− −−−九番−−二八−−−
五七−安田−−笠村−大迫 十八−三十−−二十−二四
−−−−−五五−−−−− −−−−−八十−−−−−
履正社 監督:平野直樹
GK 55
DF 23 大迫暁 2年 172・62
26 笠村祐真 2年 171・65
38 安田拡斗 2年 175・72 大阪府トレセン
57
MF 31 田中駿汰 2年 180・60 大阪府トレセン
24 小川達也 2年 171・62
36 牧野寛太 2年 169・60 大阪府トレセン
FW 35 林大地 2年 177・68 大阪府トレセン
29 菅原大空 2年 174・67 大阪府トレセン
33 西村光明 2年 181・65
作陽 監督:野村雅之
コーチングから履正社は基本正しいと推測。アカ福同様声が大きく判りやすい。何がサッカーの基本かというと、様々な意見があるだろう。ボールテクニックだったり走ったりだったり、1対1の守備、激しい当たりだったり。そしてコミュニケーションスポーツである以上、コーチングも有力候補である。それが高いレベルでできているのが履正社(とアカ福)である。現時点ではバラバラな感があるが、試合ごとに修正を積み重ねれば一年間の、積み上げは大きい。昨年は3トップが強力で、CF瀧本、右ウイング林、左ウイング牧野高校レベルではちょっと止まらなかった。インサイドもボランチ多田を中心に田中や小川達といった強力なメンバーが揃い、支配力も圧倒的だった。そしてプレミア昇格、高校選手権でもベスト8に進み、優勝した星稜相手に押した内容だった。その下級生が残るので期待できる。新チームはプレミア昇格。一昨年度の大阪府リーグから昨年度プリンス関西を1年で通過。凄まじい勢いである。チームは組織を1から作っている印象。テクニシャン牧野が中盤に下がり、タメを作りつつゴール前に侵入し、パスも出せる林が相変わらず右で、菅原も昨年から出ている選手。しかしこの日はインサイドの連携が良くない。それでも絶えず声を掛けながら、修正を図る。対する作陽は高度に戦術的サッカーが特徴だが、この日はポジションチェンジを多用、こちらもチーム作りを模索中という感じで噛み合っていない。伝統の4−2−3−1を守りつつ次々に1トップのポジションに飛び出す。12番は快速。履正社㉝西村も快速で左の高速突破が両者アクセントになっている。この時点で両者守備の組織は出来ているが、攻撃の連携は噛み合っていない。リーグ戦文化が出来てから高校部活はチーム作りが早まったが、やはり限界はある。前半は両者チャンスらしいチャンスはなかった。シュート数2対2。35分ハーフ。
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03月20日(金)
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