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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権関西予選準々決勝(代表決定戦)八商ー精華 神戸第一ー桐蔭
試合は4分、精華、右80度20mFK、I園田の左足は壁で右CK。これを園田のキックにH谷口がheadで合わして0−1。さて先日バイエルンのグアルディオラ監督が「バルサ式のティキ・タカはナンセンス」に類する発言をしたらしい。ティキ・タカとは細かいパスの連続。これで支配できればいいが、得てして上手いチームはパスが目的になってしまいゴールに向かう意識が薄れるもの。しかし精華は谷口や園田から前線にロングパスがバシバシ通り、ティキ・タカをあざ笑うかのような上の次元の技巧派サッカーをしている。精華は中盤インサイドが強力なのでいくらでもパス回せるが、サッカーの目的はゴールという意識がしっかりしている。相変わらずショート。ショートで引きつけてスペースが出来たらロングが出てくる。8分、I園田からロングパス、O小路が裏を取りDFをかわすがカバー入る。10分。H谷口のロングパス、F金塚が巧実に落としR山下へ、シュートブロックで右CKへ。I園田のボールにR山下合わせるがGKキャッチ。13分、精華、G中松のスルーパスO小路へ、これも左CKになる。キッカー不明もファーでI園田が合わせ0−2。ここで精華は布陣変更。H谷口が右ウイング、O小路が右サイドバック、E前澤が左CB。C駒谷が1ボランチで、I園田が上がり気味。ポジションチェンジに柔軟に対応できる戦術理解力も精華の特徴だ。↓の通り。
精華
金塚A−−山下A−−谷口
−−−園田−−中松−−−
−−−−−駒谷−−−−−
木原@前澤−−前川−小路
−−−−−高野−−−−−
ベンチからエリカ(前川)を残してどんどん上がれ、という指示が出る。22分、八商Q駒沢が右CKを左足で蹴る。24分、八商㉒澤田の強烈なロングシュートが右ポストを叩く。凄いキック力だった。直後に精華G中松の巧みなキープから左フリーで上がってきたI園田へ、左ミドルが右隅に突き刺さり0−3。28分。ペナ右FK、I園田のキックが谷口のヘッドに合うが外れる。園田は左足キック精度だけでなく強烈なキック力があり、谷口は高さとスピード、スペースを突くセンスがある。山下は高さに頼り過ぎかな?34分、精華H谷口の左CKに高さまであるI園田のヘッドはバーを叩く。決定機。結局前半は0−3で終了。
前半のシュート数1対7、CK数1対5、GK数2対0.オフサイド数1対0、クロス数1対0、ファウル数3対1、FK数0対2。まあこんなもんかな?というスコア。八商も十分戦えているが、精華はJ前川の守備が安定していて、ミスがないのでカウンターに行けない。
後半開始。いきなり精華I園田が中央突破、2人抜き、更に2人の間を抜けようとするが右CKに。園田も加速力あるのでドリブルはなかなか止められない。ショートからJ前川合わせるも八商がライン上クリア。39分(35分ハーフ)、精華H谷口からR山下ポストプレー、H谷口左シュートは正面。決定機。直後にもF金塚、右クロスもGKキャッチ。47分、精華M木原→D山下玲奈(1年)、C駒谷→㉔藤原彩也香(2年)。↓の布陣
精華
谷口−−−山下A−−中松
−−−金塚−−園田−−−
−−−−−山下玲−−−−
藤原A前澤−−前川−小路
−−−−−高野−−−−−
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10月26日(日)
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