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サッカー観戦日記
by T.K.
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■テストマッチ 京都ーベトナム代表
立ち上がり、圧倒的なプレスで京都がペースをつかみ、7分、左クロスを㉘三根がヘッド、1−0。ベトナム代表は来日3試合目だが、日本の早いサッカーに適応できていないように見えた。若手主体の京都よりもおそらく年齢が上のベトナム代表の方が試合運びも拙い。13分、ベトナム14番のスルーパスに19番、左シュート。決定機。ベトナムは3番を中心にバックラインを押し上げ、逆に京都を潰し、細かい技術も高く、バランスを保ちつつ攻める。15分、京都、Q石田左シュート、GK22番セーブ。20分、京都、CBから奪われ、ベトナム10番カットからシュートはDFライン上ブロック。決定機。24分、ベトナム21番快速で突破、右シュート、決定機。25分、京都㉘三根裏を取り、左で1対1、カットされる。決定機。28分、ベトナム21番、右フリーシュートは右に外れる。決定機。完全にベトナムが京都のサッカーに適応し、支配する。33分、ベトナム、10番が右へ、21番の右クロスを27番。合わせる。決定機。その右CK、ニアで逸らすも上に外れる。決定機。41分、ベトナム15番の右クロスを21番シュート、決まって1−1。結局前半は1−1で終了。

ベトナムは7回の決定機を迎えるなど、明らかにペースを握っていた。10番が変化をつけ、14番のパスだし、両サイドの突破などが光る。バックラインも安定。攻守にバランスを保ち適度な距離感を保ち、局面で数的優位を保ち、無理のない攻撃を繰り出す。つまり単純にベトナムの方が京都サテライトより強い。

後半メンバー。京都は同じ。

−−−−−−−−−−−− −−−九番−−二四−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−− 二十−七番−−六番−八番
−−−−−−−−−−−− 三五−十六−−二五−十九
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−

再びベトナムはリセット。入りが京都がよく、ペースを握る。ベトナム代表、三浦俊也監督は「シンプル。プレス」と声をかけるが、京都の方ができている。ベトナムは引いて守り、プレスもかからない。つまり戦術理解の低いグループが後半のメンバーだ。20番は左足キックの精度が高い。15分、セットプレーから16番がヘッド、フリーだが外れる。超決定機。18分、京都ゴールキックから前に出て、㉖下畠右フリーシュート、決まって2−1。20分、ベトナム9番(レ・コンビンらしい)に警告。ラフ。22分、京都、放り込みをベトナムがクリアできず、左シュートが決まる。3−1。23分、ベトナム9番がフリーミドル、上に外れる。決定機。25分、京都㉘三根左ミドル、上に外れる。決定機。26分、京都左でキープして出して誰かがシュート、左ポスト。ベトナムはまったくオフサイドが取れない。ズットきょつおペースが続く。34分、京都、左シュート、GK足でセーブ。決定機。38分、ベトナムゴールキックが24番に当ててしまいシュート、決まって3−2。42分、ベトナム24番の右クロス、9番ヘッド。3−3。46分、ベトナム、7番の右クロスを9番スライディングシュート、決まって3−4。結局ベトナムが勝利した。

勝ったもののベトナムの後半の戦術理解は低かった。試合運びも全然ダメだった。Jが始まった当初外国人監督や選手が何度も言っていたことだからわかるが、経験がなさすぎる。技術も身体能力も高い。ベースはある。しかし効果的に発揮できていない。力だけならきょつおサテライトより数段上だが、来日3試合目ということを考えると、試合運びのまずさは学習能力的にどうなんだろう?と思う。強さはさすが三浦監督、というより単にポテンシャルが高いだけの話に見える。

10月15日(水)
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