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サッカー観戦日記
by T.K.
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■SBSカップ U−19日本代表ーU−19韓国代表。
日本は立ち上がり前線が流動的に動いてボールを受け、相手スペースを連動して使うサッカーを見せる。大山と川辺は引いてボールを受けて中で細かくつなぎ組み立てる。そして2トップと両サイドの攻撃に託す。5分、韓国の右FK、6番の左足が誰にも当たらず左ポストを叩く。決定機。韓国は5番、3番、6番がレフティーだと思うが、両足使いが多い。韓国の育成トレンド?8分、日本がバイタルでの細かいパス回しから右フリーの坂井へ、左隅に決めて1−0。このころから韓国はバックラインでボールを回し、一気に放り込むサッカーをするようになった。そして大柄な10番が三浦を避けて中谷と勝負する。中谷はなかなか勝てない。中谷の代表での序列は三浦や内山より下だろうから、いいところを見せたいはずだが、これではアジア勢の放り込みには厳しいと思った。15分、日本、越智と高木が連動して越智が左シュートも韓国GK18番好セーブ。21分、韓国10番がペナ内でダイビング。警告。論議フィードを受けて前を向かせた中谷の守備に難があった。24分、給水タイムで韓国、7番→8番。日本の攻撃は片翼飛行で、左は攻守にいいのに対し、右は坂井が判断ミスが多く、石田は無難なプレーばかりで一段上のプレーを求められるとミスをし、守備でも効いてない。だから韓国は右サイドを固めれば何とかなる、と踏んだのだろう。11番が右ハーフに回り、8番がボランチへ。しかし29分、8番が警告を受ける。激しく日本の大山を潰した。32分、韓国、8番の左ヘッドが逆サイドネットに突き刺さり、1−1の同点に。これを潮目に韓国ペースになる。日本は流動性が落ち、2トップが開いて受けても中に飛び出して受ける選手がいない。サイドハーフは外にポジションを取り、川辺と大山は飛び出さない。攻撃も川辺に入らないと加速しないし、川辺は広島でいう森崎和のようなスタイルだから、大山が青山のように決定的なパスを出したり、ミドル撃ったりしなければならないのに、ゴールに絡むプレーがない。サイドハーフも突破を仕掛けない。40分、韓国10番にクサビ、日本の中谷が後方から激しく当たるが悲しいほどビクともしない。ポストから6番が左足で左上に突き刺す。1−2。これではどうにもならない。40分ハーフの前半終了。

ハーフタイムの修正が気になったが、高木が左ハーフ、金子がFWに移った。更に三浦が右CBで中谷が左CBになっている。2分、左スペースから内田がカットイン、仕掛ける。三浦からの対角線のパスを左に通すことを意図したものだろうか?さらに三浦なら韓国の10番も潰すパワーがある。しかし韓国の10番はあくまで中谷と勝負しようと張り付く。11分、日本N金子→M鈴木徳真。クレバーな捌き屋ボランチ。坂井が左ハーフ、大山が右ハーフに。18分、鈴木から左の坂井へ、折り返しを鈴木が受けて突っ込むもカット。鈴木はやるべきことがわかっている。主役を張るタイプじゃないけど、クレバーのチームに一人はほしい選手だ。給水タイムを挟んで23分、D内田がカットイン、左足シュートはブロックに会い左CKに。25分、日本、P坂井がカットイン、左クロスにJ越智シュート、外れる。決定機。28分、連動が出てきた日本、J越智が右スペースで受けN金子が右クロス、P坂井がヒールで落とすもカットされ、カウンターを受け、D内田が故意に倒し警告。30分、日本P坂井が裏にだし、セットプレーで上がっていた中谷が裏を取り、ペナ内で倒されPK。ただし疑問の残る判定だということは付記しておこう。このPKをF大山がタイミングを外し、右隅に決める。2−2。32分、韓国13番→9番。38分、韓国11番→12番。日本J越智→O(誰だか聞こえなかった)。結局タイムアップ。順位決定に意味はないけど一応PK戦が行われる。詳細は省くが韓国が4−5で勝った。日本のキッカーの結果だけ。

N 金子、失敗。M鈴木、成功。P坂井、成功。K中谷、成功。F大山、成功。


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08月17日(日)
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