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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■東海クラセン ７決 刈谷−磐田SS 決勝 清水ーアカ福
立ち上がり、刈谷がボールを支配する。徹底的に繋ぎ倒し、バックラインから回して、一芸に秀でた個性的な中盤が持ち味を発揮する。D本多君は中盤で守備に奮闘。一瞬で寄せる「縮地」のような守備能力は天性の才能だ。相手の姿勢をよく見てかわせないと見るやどんどん詰めてくる。G島口君はレフティーで多彩なキックがあり、ＦＫや展開のパス、そして一瞬で急所を抉るスルーパスがある。I山田君は大柄だがタッチが細かくスピードと繊細さを兼ね備えたドリブル突破がある。中にしばしば顔を出し、絶えず得点を狙う。J遠藤君が右サイドの職人。タテ突破を連発。H神藤君は典型的なＣＦで、大柄ではないがラインと駆け引きして裏を狙ったり、ポストに下がったり、ボールを受けてシュートに持っていく形を持っていたりと危険な選手で、しかもG島口君からのボールの引き出し方も上手い。つまりチームとして非常に個性を大事にするクラブということが伝わってくる。対する岩田はむしろＪ下部組織らしからぬロングボール主体のサッカー。㉒大石君は力強い守備から長いボールを蹴ってくる。B神谷君も左足フィードとクロスあり。M木原君もレフティーで競り方が上手い。ロングボールを蹴って競り勝ってこぼれ球を狙うスタイル。８分、刈谷G島口君のロングスルーパスが通るがH神藤君トラップミス。いい狙いだった。９分、刈谷G島口君の展開のパスを受けたI山田君が左クロス、Q兵藤君が合わせるが上に外れる。超決定機。１２分、刈谷、タテ一本からH神藤君に届かず。磐田はN永田君が大柄でM木原君としばしばポジションを入れ代わり、ＣＦポジションに入る。M木原君は囮のＣＦですね。M木原君は左足ＦＫあり。１５分、刈谷D本多君から右のJ遠藤君へ、クロスがH神藤君にわたるが右に外す。決定機。１８分、刈谷G島口君スルーパス、I山田君が中に入って受け切り返して左足シュート、右に外れる。決定機。一発目はトラップミスなのだが、修正が早く切り返しに入るあたり、山田君の高度なテクニックと頭の回転の速さ、アイディアの豊富さを感じました。直後にもI山田君が左を突破、最後は止められる。２７分、刈谷G島口君のスルーパスにI山田君が中に入って受けてＧＫと１対１を流し込む。刈谷１−０磐田。３０分、刈谷G島口君の左足右クロスがバーを叩き、こぼれにH神藤君が詰めるが外す。超決定機。直後にも刈谷I山田君のスルーパスにH神藤君が１対１になりかけるが、磐田㉒大石君が防ぐ。結局前半は１−０だった。
シュート数１０（３）対２（２）ＣＫ数４対０、ＧＫ数０対７クロス数、１対２、ファウル数３対６。刈谷のクロスが少ないのは中から崩せるということに尽きる。
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07月13日(日)
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