ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体京都予選3決 山城−久御山 決勝 立宇治ー京都橘
ハーフタイムで山城E三原、F柴田、M小村→I後藤幸希(2年・らくほくFC)、J葛山翔平(2年・双ヶ丘中)、O新炉大地(2年・紫光SC)。いきなり3枚替え。↓の並び。左SBとSHもポジションを変えている。

山城           
−−−−−後藤−−−−− 
ナオ−−−葛山−−−大川
−−−米田−−新炉−−− 
永田−スン−−加納−松本 
−−−−−一瀬−−−−− 

38分(後半3分)、山城、右クロスにI後藤ボレーもブロックされ右CKに。これはJ葛山が担当。40分、久御山、左50度35mFK、ここは再び㉓山本が狙うが上に外れる。41分、山城I後藤のスルーパスにGKと1対1となったL大川シュート、セーブされ右CKに。超決定機。43分、久御山、スルーパスにJ四方シュートは右に外れる。45分、山城I後藤左クロスをL大川ボレーもセーブ。超決定機。山城Qナオ→H兵恵巧太朗。山城の選手交代は単に運動量を上げるため、というより温存していた主力を出したように見える。特にI後藤はスピードがあって技術も思いきりもある逸材。久御山はどうにもならず苦しい状況。選手交代なり、自陣でゆっくりペースを回すなりしなければ山城の勢いに飲まれるだけだ。しかしなかなか動かず耐えるのみ。そして53分、I島、G下村、F和田→H築山隼(2年・181・Jマルカ)、 ㉞八田陸斗(2年・163・朱六FC) ㉙田中タイキ。山城もC米田→K黒木ジャンリュック(3年・173・葵FC)。試合は膠着状態に。山城は勢いのあるうちに得点したかった。65分、誰か→O長谷川輝(2年・169・宇治FC)。69分、久御山M大村ドリブルで中央突破から左にスルーパス、H築山がGKと1対1も切り返しでかわすところを止められる。超決定機。久御山はいつも14番は凄いドリブラーですね。大村の突破は凄かった。70分、久御山S坂本→㉘米倉大喜(3年・169・精華西中)。70分、久御山カウンターからH築山ポストで落とし㉞八田がミドル、右ポストを叩き中にこぼれゴールイン。0−3。71分、久御山H築山は反転シュート、左隅を襲うが、GKキャッチ。直後にもG下村のオーバーラップから左シュート、GKスーパーセーブ。結局0−3で終了。

後半は互角かやや山城ペースだった。ただ前日の野洲にもいえるが、久御山の方がゴール前のプレー精度が高かった。その意味では、互角なら久御山が得点する可能性は高い。特に山本のFKは高い技術があってこそ。とは言え山城にも勝機はあった。あんな素晴らしいFKはそうは決まらないし、気落ちした2失点目は気の持ちよう次第だ。後半ロスタイムの失点は仕方がない。そう考えると、紙一重の勝負だったといえなくもない。

久御山は近畿大会出場権獲得。今年は京都開催のため、例年の2枠に加え、地元枠が与えられる。強いチームだけに楽しみだ。


第2試合というか、決勝は一昨年は仙頭と小屋松のダブル得点王を擁して、選手権全国準優勝(PK負け)、昨年も小屋松の大活躍で選手権ベスト4まで行った京都橘の登場だ。今季はプレミアでは低迷しているが、全国経験豊富な選手がそろう。以前との違いは、以前は理想主義的で徹底的につないで崩し、圧倒的な支配率を誇っていたが、トーナメントに弱く、コロッと負けることが多かったが、今では守るべきところでは徹底的に守り倒し、より柔軟で勝負強いサッカーに変わっていることだ。やはり全国で自信をつけた成功体験は大きい。言わば伝統校ながら近年低迷し、強くても勝負弱さを露呈してしまった山城とは対照的なチームだ。対するのは立宇治。サンガユースと提携して指導者も送り込まれているが、サンガユースと違い、繋ぐサッカーにこだわりはなく、後方で回して、一気に前線に出すサッカーに特徴がある。



高校総体京都予選男子決勝 
立命館宇治高校−京都橘高校
西京極 6月8日 13時 ピッチ良芝 晴れ

立宇治          橘
−−−馬篭−−徳地−−− −−−岩崎@−中野−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
奥村A松野−−石川−北浦 仙頭−志知−−山村−大野

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06月08日(日)
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