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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西第2節 近大附−比叡山 チャレンジリーグ第2節 C大阪ー高槻 プレミアリーグWEST第2節 G大阪ー東山
前半はカウンターから比叡山がペースを握っていた。シュート数は手元集計で6対4だが、戦術的に意志が統一され決定機が多かった。ただ第1節で後半は大阪桐蔭にシュート12本を浴びたこともあり、後半が心配だ。前線を入れ替えたのは、前から追う人間のスタミナ消費を避けるためだろうが。98年のワールドカップのアルゼンチン対イングランド戦でベッカムが愚かにも退場したとき、シアラーとオーウェンの強力2トップを下げずにそのまま起用し、交互に1トップに入って前線から追いかけてスタミナ切れを避けて延長PKまで持ち込んだことがある。結局イングランドが敗れたが、フォアチェックをするチームにとって前線のスタミナが大きな課題だ。
さて46分、比叡山は左45度ペナちょい外でFK、I斉原(右足)とF赤松(左足)が構え、赤松狙うもバー直撃。49分、近大附E辰巳のシュートはブロック。I江本は両足で蹴れて起点になれてフィニッシャーとしても優れているので脅威だ。比叡山F赤松は左足フィードが良い。56分、比叡山R梅村の左クロスをH薩摩ボレー、上に外れる。57分、近大附F岡崎の浮き球パスを㉔清水が正面ペナちょい外でハーフボレー、決まる。2−1。60分近大附、㉔清水→H金潤求、N高須→M岸本洋明。61分、近大附、左CKからファーに流れS飯野の右クロスをA秦がヘッド、決まって3−1。62分、近大附A秦に警告。故意に相手を引っ張った。明らかに比叡山は意気消沈。運動量が落ち、プレスも効かなくなり、いいところがなくなっていく。66分、近大附B廣田→G保坂尚哉。68分、近大附、右に展開してG保坂がフリー、右クロスをM岸本ダイレクト、決まって4−1。72分、比叡山A内林→L小林健太郎。74分、近大附F岡崎→C山田拓未。78分、近大附、正面25mFKE辰巳が右隅を狙うもセーブ。84分、S飯野の左CKをH金がヘッド、5−1。86分、近大附E辰巳→L荒木大二郎。結局5−1で終了。
後半のシュート数は13対2と一方的に近大附ペースだった。精神力の差が大きかった。戦う姿勢の差というか。なんてヤワなんだ、比叡山。新興チームにはありがちなところだが、教え込まれて戦術的にはしっかりしていて、技術もまずまず、しかし局面で戦えていない。すぐにあきらめてしまう。こういうのは場数を踏むしかないので、今後のステップアップに期待だ。
近大附はまだテスト的な布陣じゃないかなあ?適正ポジションを見極めている段階?伝統の差で勝ったが、前半の不出来は問題だ。DFが能力高いので耐えたが、本来なら中盤が奮闘しなければならない。F岡崎以外はイマイチだったと思う。江本と清水のコンビには今後期待したい。江本は今年の関西でも注目選手でしょう。
公式記録
チャレンジリーグ第2節
セレッソ大阪堺レディース−スペランツァFC大阪高槻
堺S1 4月13日 13時 ピッチ良 晴れ
C大阪 高槻
−−−−−玉櫻−−−−− −−−丸山−−巴月−−−
−野島−−前川−−矢形− −−−−−−−−−−−−
−−−−林−−古澤−−− 吉村−成宮−−虎尾−佐藤
森中−−東−−脇阪−藤原 壷井−秋葉−−畑中−平野
−−−−−福永−−−−− −−−−−大野−−−−−
GK 1 福永絵梨香 (Cap.) 166/64
DF 14 藤原のどか 154/47
DF 15 脇阪麗奈 159/52
DF 3 東茉南 161/57
DF 2 森中陽菜 157/47
MF 7 林穂之香 156/48
MF 19 古澤留衣 153/51
MF 22 矢形海優 151/39
MF 5 前川美紀 155/45
MF 9 野島咲良 155/46
FW 20 玉櫻ことの 151/38
GK 1 大野摩耶 164/61
DF 6 平野聡子 169/56
DF 2 畑中美友香 166/53
DF 4 秋葉夢子 161/52
DF 3 壷井綾子 157/51
MF 8 佐藤楓 (Cap.)170/58
MF 7 成宮唯 154/45
MF 9 虎尾直美 158/54
MF 5 吉村碧 157/50
FW 14 丸山桂里奈 163/56
FW 28 巴月優希 164/56
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04月13日(日)
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